最後に笑うのは藤ヶ谷陽介だ

PK合戦にドラマがあり過ぎて120分間の記憶が消えてしまった。1本も止めていないのにヒーローになってしまう藤ヶ谷の引きの強さ。誰が11人目のキッカーとして藤ヶ谷が決めて勝利する事を予想したか。試合終了直後、藤ヶ谷に集まるガンバイレブン。その光景からは紛れもなく今日のヒーローが誰なのかを現わしていた。

全く止められる気配のない名古屋のPKがネットを揺らすたびに強くなる絶望感と無力感。岩下のPK失敗後の満面の笑みに慄き、ジョンヤのちょけた喜び方に戸惑い、パトリックの予想通り過ぎる甘いコースへのシュートには平常心を保ちながら、井手口の堂々としたキックに驚愕し、藤ヶ谷のキックに歓喜した。

今日のPK合戦には藤ヶ谷のGK人生が凝縮されている。光と影。藤ヶ谷ほどその両方を味わったGKがJリーグの中に他にいるのか。今後も藤ヶ谷には困難が待ちうけているだろう。ただ、最後に笑うのは藤ヶ谷なのだ。ガンバサポーターはそれをこの試合で思い出した。藤ヶ谷ありがとう。やっぱり俺達の藤ヶ谷は最高だ。藤ヶ谷こそ週末のエンターテイメントに相応しい。

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駄文系サポーターブログ管理人。“サポーター目線”がコンセプト。Jリーグやガンバ大阪に関する雑記、ラーメンを中心とした全国のグルメ紹介記事などを執筆。10年間の衛星放送会社勤務を経て、サッカーメディア編集者に転身。筑波大学大学院でスポーツ社会学を研究(修士号取得)。趣味は炭水化物抜きダイエット。好きな食べ物はカレーライスとラーメン。ツイッターID:@7additionaltime