【スタジアムツアー】パナソニックスタジアム吹田

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「パナソニックスタジアム吹田」では定期的にスタジアムツアーが開催されており、普段は入れないエリアをガイド付きで見学することができる。同スタジアムは試合観戦以外に会議やパーティーなど、様々な用途で利用可能。サッカーに興味がない方も一度見学してみる価値がある。今回はそんなスタジアムツアーの体験記をお届けする。

スタジアムツアー概要

料金:【大人】1,000円【小中学生】500円(スタンダートコース)

【大人】3,000円【小中学生】2,000円(昼食付コース)

所要時間:スタンダートコースは1時間、昼食付コースは2時間

公式HPはこちら

スタジアムツアーは開催日時が決定次第、ガンバ大阪公式HPで告知される。先着の事前申込制で、定員は30名程度。本ツアー開始当初は応募者が殺到し、すぐに枠が埋まっていたが、最近は比較的余裕がある様子。おススメは「昼食付コース」。スタジアム内の一室でブッフェ形式の食事を楽しむことができる。

フレンチレストラン提供のブッフェを楽しむ

「昼食付コース」では、アウェイゴール裏の上層部にある部屋に移動して、ブッフェを楽しむことが最初の行程となる。広々としたつくりの部屋にはテーブルが複数並べられており、ツアー参加者は自由に着席する。メニューはガンバ大阪のホームタウン・箕面市に本店を構えるフレンチレストラン「フラン・エレガン」様の監修。「鶏とカブのクリーム煮」「フィッシュフライ」「おでん」「スパニッシュオムレツ」など、多彩なメニューが用意されている。

部屋に展示されているユニホームやグッズは、なんとガンバ大阪・社員さんの私物。手作り感を感じる装飾が楽しい気分にさせてくれる。この部屋は披露宴会場としても使われてることもあるそうで、サポーター同士で結婚する夫婦にとっては、パナスタは有力な選択肢の1つになりそう。

試合日には入れないVIPルームに興奮

約1時間の昼食を終えると、スタジアム内を巡回する。アテンドはガンバ大阪の社員さん+ガンバチアさんが担当してくれる。少人数での開催なので、和気あいあいとした雰囲気で質問なども気軽にできる。写真撮影も自由。

最初に案内されたのは「VIPエリア」。建設前の欧州スタジアム視察で“社交場”として活用する重要性を感じたことから、パナソニックスタジアムの中でも重視したスペースとのこと。内装は「ヨーロッパスタイル」で、同エリアの席数は日本最大級の約2000席。法人向けの販売となり、利用料は1,000万円(高いのか安いの分からない)。アルコールを含む「飲み放題付き」とのことなので、お酒&サッカー好きのお客さんの接待にはもってこいの場所だ。

また、「VIP」よりも1つレベルの高い「VVIPエリア」もあり、日本代表監督をはじめとする超VIPが利用する。スタジアム内の手厚い接待でガンバ大阪から多くの日本代表が選出されることを期待したい。

続いて向かったのは、選手が試合時に着替えを行う「ロッカールーム」。パナソニックスタジアムは、ホーム側とアウェイ側でロッカールームの内装がまったく違うのは有名な特徴。ホーム側のロッカールームは音が反響しやすく、どの場所にいても監督の声がクリアに聞こえるようになっているのだとか。ちなみに、ガンバ大阪では選手の座る位置は大体決まっており、遠藤保仁選手が座るロッカーは参加者の大人気撮影スポットになっていた。

最後はピッチへ

パナソニックスタジアムのピッチが目の前に!

ツアーの最後はお待ちかねのピッチへ移動。ツアー参加者は試合時の選手達のように一列に並んで入場するのだが、その際にBGMとしてラジカセで音楽(Jリーグアンセム)を流してくれる。芝生の上を歩くことはできないが、ベンチへの着席や、ピッチを背景に記念撮影を楽しむことができる。ピッチレベルからスタジアムを見渡すと、パナソニックスタジアム最大の特徴である“客席とピッチの近さ(最短で7メートル)”を実感することができる。

ツアー終了後はお土産のピンバッジを受け取って解散。あらためて素晴らしいスタジアムが完成したことを実感できる大満足の2時間。模型を前に完成を心待ちにした数年前の「スタジアム建設説明会」が懐かしい。ガンバサポーター以外の方もタイミングがあえば是非。

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1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き