【閉店】「中華そば 椿」(埼玉スタジアム)

メディア寄稿実績

元々は西新井駅発祥の人気店。そこから上野駅に油そば専門の店を出店、池袋駅に支店など拡大路線を辿ったが、2014年春には本店を含む全店舗が閉鎖する事態に。人気店の閉鎖にファンが悲しみに暮れる中、同年の夏に王子駅で復活。瞬く間にラーメンファンの間で情報が拡散され、喜びに沸いた。

「キング製麺」(味の素フィールド西が丘)

お店紹介

中華そば 椿

店名:中華そば 椿

住所:東京都北区王子本町2-23-9

営業時間:11:30~15:00 (L.O 14:30)、19:00~22:00 (L.O 21:30)

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王子駅から区役所方面の坂道を登ること7分。王子稲荷神社付近に店はある。ラーメン激戦区の王子エリアでも人気は高く、決して良い場所は言えないながら、開店前から列ができる。メニューは「中華そば」「つけめん」「油そば」の3種類でどれも完成度が高く、注文も分散している印象。ボリュームはノーマルサイズでも多く、普通の男性は大盛でお腹一杯。特盛は大食い専用と考えた方がいい。

食べるべき一品:「特製つけめん」(1,100円)

特製つけめん

つけ汁

全てのメニューが美味しいので、選定に迷ったが今回は「特製つけめん」を推したい。特徴は“肉”のボリューム。分厚い角煮のようなチャーシューは、アンデス高原豚が使用されている。柔らかさ・ジューシーはこれまで食べてきたチャーシューの中でベスト。また、このチャーシューを細かく刻んだものが、豚骨魚介風味の濃厚つけ汁の中にもふんだんに入っており、つけ汁だけでも商品として成立するレベルの味。麺はタピオカ入りでぷるぷるな食感がたまらなく、ボリュームを忘れてしまう食べやすさ。中華そばと油そばも絶品。濃厚好きの方は必食。

中華そば

 

まとめ

一口食べれば「レベルが違う」ことが分かる実力派。最寄り駅から少し歩いてでも食べるべき。全メニューが美味しいので、季節によって食べるものを変えてもいい。寡黙ながら、誠実にラーメンとお客さんと向き合っている夫婦経営の雰囲気も良し。カウンターのみの店内はラーメンに集中でき、客層も喋る人が少なく、落ち着いた雰囲気。

ごちそうさまでした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き