ガンバサポーターが選ぶ!2020シーズンマイベスト

メディア寄稿実績

新型コロナウイルスの影響を大きく受けた2020年のJリーグもなんとか終了。ガンバ大阪はリーグ2位と健闘し、久しぶりのACL出場権を獲得。異国での応援を通じ、サポーター仲間を増やしてきた身としては、来年は安心して海外アウェイ遠征できる状況になることを祈るばかり。

年末にシーズンを「写真」と「ブログ」で振り返る恒例企画「マイベスト」シリーズも今回で3回目。過密日程もあり、1試合1試合をじっくり味わうことの出来なかったという方は、是非この記事で今年を振り返っていただければ幸いです。

2021年はガンバ大阪は「創立30周年」を、弊ブログは「創立15周年」を迎えます。ブログ開設時は大学生だった私も、今では30代後半。まさかこんな年齢になるまで続けることになるとは想像していませんでした。近年は更新頻度が落ち、記事内容もサッカー以上にラーメンをテーマとしたものの方が多い状態ではあるのですが、ここまで続けてこられたのは、読んで頂いている方がいてこそ。SNSやスタジアムでいただける記事の感想が励みになっています。ありがとうございます。

おじさんになった私ですが、ブログを開始当初から志は変わっていません。

ガンバ、Jリーグを好きという感情を共有できる仲間が多ければ多いほど、サッカーを通じて得られる喜びは大きい。だからこそ、サッカー好きを増やしたいブログ他媒体への寄稿を通じて、微力でもその役に立ちたい。多分、それは今後も変わらないと思います。

登場人物紹介

昨年に引き続き「写真部門」はおとがみさんに紹介してもらいます。弊ブログのガンバ系写真は基本的にすべて「©おとがみ」。いつもありがとうございます。おとがみさんがSNSで発表する観戦写真のクオリティや反響は年々大きくなっている感もあり、サッカー界以外での評価も受けはじめている様子。そんなおとがみさんは今シーズン、どのような写真を選んだのでしょうか!?

過去記事

ガンバサポーターが選ぶ!2019シーズンマイベスト

ガンバサポーターが選ぶ!2018シーズンマイベスト

おとがみが選ぶ 《フォト》マイベスト3

フォト
第3位「J1第18節 名古屋グランパス戦
おとがみ
ジェソクとの再会。この後、ガンバサポーターにも挨拶に来てくれました。本当に選手はもちろん、人間としても素敵なジェソクにはいつかまたガンバに帰ってきて欲しいです
こ~
開幕戦スタメンで結果を出して、流れが変わったかなと思いましたが、宮本監督体制下では不遇でした。だからこそ、他クラブに移籍しても、活躍する姿を応援したい選手です。ガンバにとって間違いなく功労者なので、引退後には韓国専門スカウトなどのポストでガンバに戻ってきて欲しいです
フォト
第2位「J1第18節 名古屋グランパス戦」
おとがみ
3位と同じ試合から。同点に追いつく山本悠樹選手のFK弾直後のシーン。今ではチームの完全な主力に。今年は山本、高尾、福田をはじめとする若手の台頭が頼もしい1年でした。来年はセットプレーからの得点が増えればいいな
こ~
阿部、呉屋、高尾、山本……2022年には山見君の加入も控えていますが、ガンバ的には今や信頼と実績の“関西学院大学ブランド”ですね。彼の存在は元ガンバ大阪コーチである小井土さんが加入前から絶賛されていたので期待していたのですが、今シーズンの活躍は想像以上でした。来シーズンは怪我の小野が戻ってきますし、同ポジションの韓国人選手の補強も噂されていますし、さらなる活躍に期待です
フォト
第1位「J1第20節 鹿島アントラーズ戦
おとがみ
鹿島撃破後、大活躍の3人の笑顔スリーショット。若手の成長ももちろん喜ばしいけど、ヤットさんやジェソクがいなくなった寂しさもあり、ベテラン勢健在な姿も嬉しいです
こ~
開幕前は4番手扱いだったパトリックは今やエース扱い。千真さんも途中出場で決定力を見せつけて、まだまだ健在であることを証明してくれました。そして、ヒガシ。今年は(も)凄すぎました。黄金の脚賞は受賞しましたが、ベストイレブンも獲って欲しかった……。すごい選手だけに、ベストイレブンといい、W杯といい、あと一歩届かないのが本当に悔しいです

こ~が選ぶ 《ブログ》マイベスト3

ブログ
第3位「それでもガンバを応援せずにはいられない -デューク大阪インタビュー-

それでもガンバを応援せずにはいられない -デューク大阪インタビュー-

おとがみ
応援スタイルは人それぞれ。G-MEZZOの大事な時は皆で集まり、普段は個々自由であるスタイルも素敵です。今年はコロナ禍ということもあったけど、時には家族や友達を優先したり、他の趣味や楽しみを見つけるのも大切ですね
こ~
サポーター活動を長年続けるって実は大変なことですよね。インタビュー内にも出てきますが、組織で応援すると揉めごとは不可避。そうした苦い経験してもなお、高い熱量で応援し続けていることに敬意を示したいです。サポーターインタビューは自分にとっても刺激が大きいので、来年も是非実施したいところです

※他のサポーターインタビュー記事はこちら

ブログ
第2位「期待の眼差し -森下仁志監督の檄、唐山翔自選手への批判から考える応援の在り方-」

期待の眼差し -森下仁志監督の檄、唐山翔自選手への批判から考える応援の在り方-

おとがみ
森下さんと選手の信頼関係や日に日に成長する選手達を見ていただだけに、今シーズンでU-23が終わるのは本当に残念。また、この記事を読んで、自分も改めて選手に対する応援の在り方について考えさせられました
こ~
僕は組織マネジメントの話が好きなので、近年はこのテーマについての記事が多いですね。通常はサポーターからは見えない裏側の部分ですが、森下U-23ガンバに関しては選手の監督に対する信頼をあらゆるメディアに見聞きできました。彼らの成長を見ていると、信頼や期待を相手に示すことの重要性を理解できます
ブログ
第1位「サヨナラを伝える前に -遠藤保仁選手の移籍によせて-

サヨナラを伝える前に -遠藤保仁選手の移籍によせて-

おとがみ
こ~さんがインタビューアーを務めたfootballistaのヤットさんのインタビュー記事からもガンバ大阪に対する気持ちは伝わってきたし、『ここ以上のクラブはない』と言ってくれたヤットさんがガンバに帰ってくる日を待っています
こ~
遠藤選手にインタビューさせていただいたタイミングでは、まさかレンタル移籍するなんて想像もしていなかったので本当に驚きました。このブログは理論よりも感情を重視して書いたので、改めて読むとサポーターブログらしいポエム感に溢れてますね(笑)。今年はヤットさん以外にもガンバの事業面についてもインタビューする機会を頂き、多くの学びを得させてもらったので関係者の皆様に感謝したいです

まとめ

おとがみさんが新加入の山本悠樹選手や退団したジェソク選手の写真を選び、私がガンバ大阪U-23と遠藤選手移籍の記事を挙げたことからも分かるように、2020年は『世代交代』が1つのキーワードでした。近年の課題であった『脱・遠藤保仁』が遂に実行されたのは、前年の上野山氏退団も含め、クラブにとって新時代に突入した感を感じます。同時に、過渡期ともいえるチーム状況で、リーグ戦2位という成績を残した宮本監督や松波さんは評価されるべきだとも思います。

ただ、試合内容からは来年も上位争いができるほど盤石でないことも明らかなので、経営的に難しい時期ではあるものの、選手補強や組織体制の強化も期待したいところ。

2020年、大変なシーズンお疲れ様でした。来年も体調最優先でJリーグ観戦を楽しみましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き