「GAMBA EXPO」の成功から考える。Jリーグクラブの媒体力

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不甲斐ないチームに対するサポーターの態度として、怒っている状態はまだ良かったのだと痛感している。人は“諦める”んだな、と。試合途中で帰宅するサポーターの数に驚いている。ロスタイムに劇的展開が連続して起きた「万博劇場」時代が懐かしい。「白(しら)」けたのはユニホームだけではなかった。長谷川健太監督の退任は近いのかもしれない……。

スケープゴート -ガンバらしさを失った原因は本当に長谷川健太監督にあるのか-

 

Jリーグクラブの媒体力

今節は「GAMBA EXPO」と題した、特別な一戦が行われた。大阪のシンボルである「太陽の塔」内部の再生事業を広報することが目的。地域にとって、Jリーグクラブが存在する意義は多々ある。娯楽、コミュニティの活性化……個人的には最近、“媒体力”に注目している。Jクラブを通じて(コラボレーションして)情報を発信することで、多くの人に情報が届く。

今回の「GAMBA EXPO」、太陽の塔とガンバ大阪の親和性が高いのは明らかで、広報効果も抜群だった。太陽の塔デザインユニホームも好評で、集客的にも大成功。間違いなくWIN-WINのイベントだった。最近のガンバは「プロジェクションマッピング」など、企画に力を入れているのは素晴らしい。メインコンテンツである試合内容がつまらないのが、残念ではあるのだけど……。

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1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き