逆境は力になる ‐FC東京戦-




ヒガシが大久保のPKを止めた時にまず思ったのは「正義は勝つ」だった。悪はFC東京ではなく、岡部拓人主審だ。基準が不明なファール判定、理不尽な警告……大ブーイングがスタジアム中に響く中、予感はあった。あの雰囲気でPKを止めない方が嘘だとも思った。そして、PKを止めた後のヒガシは神と化した。この試合、ヒガシこそ正義だった。

逆境は力になる

試合後、インタビューでヒガシは「みんながほんまに戦っていたんで、自分もという気持ちがすごく強かったです」とコメントを残しているが、戦えた要因はどこにあるのか。

案外、岡部主審への反発心ではないか。少なくとも私はそうだった。PK判定に納得のいかないファビオが止血のために被っていた水泳帽を投げ捨てて怒りを露わにしたシーンに士気が高まった。不可解な判定、悪質なファール、味方の怪我……一見逆境に思えるシーンをきっかけにアドレナリンが出る時がある。

ただ、アドレナリンが出過ぎると大久保の様になってしまうので注意が必要だ。気持ちが向かう先がガンバゴールではなく味方に向いているのがわかった時点で勝てると思った。川崎時代の末期を思い出させるアンフィット感。側から見れば異質なのは大久保の方なのだが、自分の考えを最優先に味方への不満や要求だけを繰り返す姿は自分の会社のパワハラ上司と重なった。仲間との考え方の違いを受け入れない先には何が待っているのか……。




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1日中サッカーのことばかり考えているダメ社会人。ガンバ大阪サポーター。東京在住の30代男性。10年間の衛星放送会社勤務を経て、スポーツを勉強するために大学院に入学。炭水化物抜きダイエットを実施中。好きな食べ物はカレーライスとラーメン。