「スロースターター」からの脱却 -アデレード・ユナイテッド戦-




中継でもガンバを表す代名詞として使われた「スロースターター」。序盤戦は弱い事を示す一方で、自力があるゆえに序々に巻き返すという意味も含まれているので一概にネガティブな言葉とも決めつけられないのだが、こういう代名詞は結構やっかいだ。ある種の自己暗示に陥るリスクがあるからだ。「俺はスロースターターだから・・・」は心の隙となる。

過去の類似実績としては「ロスタイムに失点するチーム」というイメージがクラブを苦しめたことがある。そのイメージはスタジアムの空気を不穏なものにし、相手チームの勇気となった。馬鹿にできないのである。

成功体験

では、どのように打開するのか。成功体験しかない。つまり、序盤戦で勝つ。開幕戦を「1/数十試合」と捉えるか、「シーズンを占う重要な一戦」と捉えるかは意見が分かれるだろうが、ガンバにおいては前述の事情から後者の意識で挑むべきだと思っていた。そして、掴んだ成功体験。今節の勝利が持つ意味は大きい。得点を欲するFWの長沢・アデはゴールが生まれた事でプレッシャーからは解放され、新加入コンビであるセンターバックは2試合連続の完封勝利で自信を掴んだはず。最高のスタートを切った。

ただ、「スロースターター」の背景にはここ数年序盤戦の対戦カードが厳しかったという事実もある。アデレードやジョホールを見下す訳ではないが、今シーズンは対戦相手に恵まれている幸運も忘れてはいけない。




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ABOUTこの記事をかいた人

ガンバ大阪サポーターブロガー。東京在住30代男性。10年間の衛星放送会社勤務を経て、サッカーメディア会社へ。筑波大学大学院スポーツ社会学修士。週末ダイエットフットボーラー。趣味は炭水化物抜きダイエット。好きな食べ物はカレーライスとラーメン。