関西を中心に展開している「アミティエ・スポーツクラブ」をご存知だろうか。関西在住のサッカーファンなら名前くらいは聞いたことがあるかもしれない。個人的には就職活動で入社試験を受けたクラブでもある。現在のアミティエ社長・堀込孝二氏は、私が学生時代にスポーツビジネスについて色々ご指導いただいていた方である縁もあり、トップチームの試合観戦で西京極陸上競技場にお邪魔してきた。
身内感が強いスタジアムの光景
アミティエのトップチームは現在、関西リーグに所属。選手は少年サッカースクールのコーチも兼ねており、観客は子供(スクール生)と保護者が大半というアットホームなスタジアムの雰囲気であった。「◯◯コーチ頑張れー!」と、子供の声援が聞こえる環境はJリーグとはまた違う理想形があるように思えたし、小規模クラブの地域密着の意義についても考えさせられた。
試合後、堀込氏からアミティエの“ベトナム展開”の構想を教えてもらった。アミティエのサッカースクール運営ノウハウを提供するのだという。
地域リーグのクラブでもアジアを見据える時代であることの驚きとともに、超地域密着……つまり、小さなコミュニティ内で完結しているようにも感じたスタジアムの空気感とのギャップは興味を惹かれるものでもあった。カテゴリーに関係なく世界と繋がっていられることもサッカーの魅力ではある。この先のアミティエの活動にも注目したい。
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