再び関係性が変わった -ルヴァンカップ決勝-




結果論でしか語れないPK合戦において、呉屋にPKを蹴らした事は未来への投資だと考える。エース候補がこの悔しさを糧に成長速度を速めてくれるのであればPK失敗はむしろポジティブ……と脳トレマスターの丹羽ちゃんなら話すかもしれない。「PK失敗=号泣」が定番化している中で試合後の呉屋の堂々とした姿は頼もしかった。そのメンタリティがあれば次は決めてくれると信じている。

ターニングポイント

「先行」「ガンバ側ゴール」「劣勢を耐えきった末」という3要素は≪PK合戦勝利の方程式≫に合致していたはずなのだが負けた。そして、浦和戦において先制点を取ったゲームの勝率も高いはず……そうしたデータ(ジンクス)を越える力が浦和にはあったという事だろう。前回大会における準優勝の悔しさや、直近対戦の大敗を胸に長谷川ガンバの実力は出し切った感がある一戦だけにこの負けが持つ意味は重い。

レッズ優勢だった関係性が2008年ACL準決勝を境に逆転した様に、このルヴァンカップ決勝は今後の関係性においてターニングポイントになる可能性がある。中立開催とは名ばかりの“アウェイ”埼玉スタジアムが強かった頃の雰囲気に戻ってきている事からも危機感を感じた。

ただ、その危機感や敗戦の悔しさはサポーターにとってモチベーションでもある。ビッグゲームでの敗戦こそクラブ愛が深まるもの。一つのサイクルが終焉したと思っていたチームが見せた前半のハイパフォーマンス、延長後半まで劣勢を耐え続けた意地や執念はこのチームがまだ死んでない事を証明していた。球際や運動量で無双状態だった井手口を筆頭に個人レベルで大いなる伸びしろを感じる選手もいる。

きっと、この敗戦は未来につなげられる。




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ABOUTこの記事をかいた人

1日中サッカーのことばかり考えているダメ社会人。ガンバ大阪サポーター。東京在住の30代男性。10年間の衛星放送会社勤務を経て、スポーツを勉強するために大学院に入学。炭水化物抜きダイエットを実施中。好きな食べ物はカレーライスとラーメン。