翻弄されるキャリア -松田浩フットボール本部本部長の契約満了から考える『評価』との向き合い方-
今年も残すところ1カ月半。Jリーグは全日程終了を待たずして、来シーズンの人事に関する報道が話題になり始める時期である。私が応援するガンバ大阪の2025シーズン成績は浮き沈みが激しく、順位は中位。チーム全体はもちろん、監督…

今年も残すところ1カ月半。Jリーグは全日程終了を待たずして、来シーズンの人事に関する報道が話題になり始める時期である。私が応援するガンバ大阪の2025シーズン成績は浮き沈みが激しく、順位は中位。チーム全体はもちろん、監督…

2018年4月に公開した記事「Jリーグとの比較から考える「ブースター」の応援スタイル -Bリーグ初観戦記-」の続編。 船橋の住宅街にある体育館でBリーグを初観戦してから約7年。この間も秋田ノーザンハピネッツなど「応援がす…

昨シーズンのガンバ大阪を総括するキーワードとして話題になったのは「一体感の欠如」だった。好成績を残した他クラブ関係者が「団結」や「連帯」といった言葉を勝因として挙げているのを見聞きするたびに、もどかしい気持ちになったこと…

「サッカーダイジェスト」「Number」「BRUTUS」「WIRED」「日経エンタテイメント」「PEN」「forbes」「東洋経済」「サイゾー」「ニューズウィーク」……私は雑誌で情報をインプットしてきた世代の人間である。…

北海道日本ハムファイターズの新本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」建設の裏側を書いた一冊。同スタジアムの公式戦こけら落とし前日に発売。書き手は『嫌われた監督』のヒットが記憶に新しい鈴木忠平さん。卓越した登場人物の…

横浜DeNAベイスターズの社員一人ひとりにフォーカスをあて、担当した施策を紹介する形で組織改革の裏側を紐解いた「ベイスターズ再建録」。今シーズンオフに読んだこの本は、スポーツビジネスの現場をリアリティをもって知ることがで…

私が応援するガンバ大阪は、2022年から新クラブコンセプトを掲げ、ビジネス面での強化に着手している。新しいエンブレム、新しいマスコット、新しいイベント、新しいグッズ……それらを評価する声もある一方で、競技面での成績低迷も…

『ハケンアニメ』を観た。吉岡里帆さん演じる新人アニメ監督が主人公のお仕事映画である。社内外の様々な困難にも負けず、信念を貫き、仲間のサポートも受けて、アニメを完成させる……王道ストーリーだからこそ、鑑賞者は自分と重ねやす…

先日報じられた「日本サッカー協会が電通と8年間とパートナーシップ契約」というニュース。ここ数年は新型コロナウイルスの影響もあり、サッカーの人気低迷が指摘される状況。そんな中でも長期契約が締結されることを純粋にすごいと思い…

ガンバ大阪の調子が上がらない。 9試合を終えて、2勝4分3敗の勝ち点10。開幕プレビュー記事で言及した「カタノサッカー構築には時間がかかるのでは?」という懸念が現実のものになっており、チームは“パトポン”スタイルからの脱…

2021年10月末日、日本サッカー協会よりフットサル日本代表コーチングスタッフ・鈴木隆二の退任が発表された。同職に就任した2016年8月からの約5年間で、FIFAフットサルワールドカップ リトアニア2021でのラウンド1…

カシマスタジアムへ向かう高速バスの乗車地・JR東京駅。駅ナカにある「東京ラーメンストリート」の誘惑を振り切り、何も食べずにバスに乗り込んだのには理由がある。スタグルだ。 カシマスタジアムで発売される飲食物は日本一とも言わ…