ガンバ大阪2021年スローガン「TOGETHER as ONE」は誰が決めた?
綾波レイが碇シンジに笑顔を見せたのは「笑えばいいと思うよ」と言葉をかけられたからであるように、人の行動は他者や社会からの期待に由来することが多い。常識から外れることを無意識に避けていると言ってもいいかもしれない。身近な例…
綾波レイが碇シンジに笑顔を見せたのは「笑えばいいと思うよ」と言葉をかけられたからであるように、人の行動は他者や社会からの期待に由来することが多い。常識から外れることを無意識に避けていると言ってもいいかもしれない。身近な例…
ヤットと共に歩めない未来が近くにあることは分かっていた。皆、薄々気が付いていながらその現実を直視していなかっただけだ。ただ、正式発表が出た今も感じるリアリティは薄い。仕方ない。2001年のガンバ加入から約20年間、ゴール…
相手のことを「自分」と呼ぶ地域で育った影響もあるのだろうか。応援対象であったはずのそれは、いつからか自分自身と重ね合わせる存在へと変わっていった。それが1つ勝つごとに、タイトルを1つ獲得するごとに、まるで自分のライフステ…
私が知る限り、ここ数年で最もスタジアムでの応援を重ねてきたガンバサポーターの1人である。国内外問わずガンバの試合が開催される場所には必ず彼の姿があった。デューク大阪。サポーターグループ「G-MEZZO」リーダー。喜怒哀楽…
後半50分、CKから札幌の同点弾が決まった時、隣に座っていたガンバサポーター仲間は立ち上がってガッツポーズをしていた。判官贔屓……なんて言葉を使うとコンサドーレ札幌に失礼かもしれないが、札幌に感情移入する気持ちは理解でき…
あの日、スタジアムは2つの感情を持っていた。1つは当然「ガンバを勝たせたい」という感情。もう1つは「ウィジョにゴールを決めさせたい」。ガンバに勝って欲しい。できればウィジョのゴールで。これが共通理解だった。 0-0で迎え…
1-0で迎えた後半アディショナルタイム。自陣でのクリアの流れから疲労を感じさせないスプリントでカウンターを仕掛ける福田湧矢。状況は数的優位の3対2。パスを出せば決定機だった。しかし、彼の選択はシュート。キム・ジンヒョンが…
「湘南ベルマーレのDVD」が売れているらしい。見所はロッカールームで起きた選手同士の激しい口論や監督の激昂シーン。緊張感溢れるあの映像にサポーターは何を見たのだろう。 私は羨ましい、と思った。他者という鏡を通じてしか己を…
今シーズン、ガンバ大阪が新たに始めた「#ガンバ写真部」は大きなニュースでした。 “12番目の選手”と言われながらもクラブはサポーターを「サービス提供相手」として見ている側面が未だ大きく、それは間違った態度ではないながらも…
これまでガンバ大阪のヒーローはどこか隙があった。ピッチでの輝きと良い意味でのギャップが存在した。ヤットはハーフタイム中のシャワーや運転の遅さに代表される極端な「マイペース」な一面を持ち合わせているし、今ちゃんは「舌をかん…
満員のスタジアムが放つ熱狂は感じたいが、チケットが完売しろとまでは言っていない。この都合のいい矛盾の責任を取る形で定価の約5倍を支払って観戦した「ベトナム-マレーシア」。東南アジア王者の称号をかけて戦うサッカー国際大会・…
先日、ガンバ大阪サポーターのネット配信番組にゲスト出演させて頂いた際に聞かれた質問が頭に残っている。 「ブログをやっていて良かったなと思うことは何ですか?」 ガンバ大阪に関するブログを始めて12年。その間、アフィリエイト…
「カンボジアの夢と希望と勇気の象徴として、国民の生活に欠かせない心の潤いとなる」 カンボジアの日系サッカークラブ「アンコールタイガー」のクラブミッションである。初めて聞いた時からこの言葉の意味を考えていた。言うは易く行う…
今となっては、なぜこんなリスクを冒したのだろうと思う。 清水戦後、サポーターのクルピ評として「スパイ」の文字がネット上に並んだ。結局、最後まで“ガンバの監督”にはなれなかった。距離的には近くとも心理的には最も遠いセレッソ…
初めて五島聡さんの作品を見た時のことは今も覚えている。サッカー選手が描かれていたその絵は今まで絵を評価する上で使っていた言葉では表せない“熱量”を持っていた。まるで命が吹き込まれているような……何かを訴えてくるような圧倒…
「それだけ夢中になれるものがあって幸せだね」 毎週毎週、飽きずに全国のスタジアムに出かける様子からそう見えたのだろう。ただ、そんな私でも最近は自問自答を繰り返している。いつまでこのサポーターライフを続けるのか……と。 年…
試合後、サポーターに手を振りベンチに戻る藤ヶ谷選手の姿を見て声が出なくなった。これまでも何度だって色んな選手の引退を経験してきているはずなのに……。溢れ出た特別な感情が藤ヶ谷選手の偉大さの証明だ。 セカンドキーパー 藤ヶ…
ツイッタ―の通知音が鳴り続けている。 「○○さんがいいねしました」 「△△さんがいいねしました」 ガンバ大阪U-23に対して「負け続けていても彼らの未来を信じているから北九州まで応援に行ってくる」と〝意識高い系”ツイート…
肩を落とす選手達を拍手で迎い入れる川崎フロンターレサポーター。試合後に掲げられた風間監督への横断幕。大久保嘉人の挨拶に対する涙。あの光景はぬるいのだろうか。それとも幸せな光景なのだろうか。三冠を獲った長谷川健太監督のサッ…
「マニアがコンテンツを潰す」という格言はどの業界でも使われているらしい。要はコンテンツへの貢献度の高い一部ファン(マニア)がライトファンに排他的な態度を取ったり、コンテンツ側がマニアばかりを気にしてライトファン向けのサー…