空席の目立つスタジアムで考えたこと -スズキカップ観戦記 タイ編-
ソフトバンクから届いたメールの文面に目を疑う。 「海外パケット通信料が1万円を超えました」 海外旅行の終盤で、データローミングの設定ミスが発覚。1泊3,000円のホテルに泊まっている意味を失った瞬間だった。今回のアジア遠…
ソフトバンクから届いたメールの文面に目を疑う。 「海外パケット通信料が1万円を超えました」 海外旅行の終盤で、データローミングの設定ミスが発覚。1泊3,000円のホテルに泊まっている意味を失った瞬間だった。今回のアジア遠…
抑えられない興奮は、体をキックオフ7時間前にベトナム・ミーディン国立競技場へ向かわせた。しかし、到着後に知らされる衝撃の事実。チケット完売。噂に聞いていた通り、東南アジア王者の称号をかけて戦うサッカー国際大会「スズキカッ…
「カンボジアの夢と希望と勇気の象徴として、国民の生活に欠かせない心の潤いとなる」 カンボジアの日系サッカークラブ「アンコールタイガー」のクラブミッションである。言うは易く、行うは難し。国民性も文化も違う日本人が、異国でそ…
「危ないから気をつけて」 出国前、何人の友人からこの台詞を言われただろうか。サッカーワールドカップを観戦しにブラジルに行くことを伝えると、多くの友人は現地の治安を心配する言葉を口にした。開幕前、連日のようにブラジル国内で…
ヨーロッパリーグを観戦した翌日、ヨーロッパ遠征の最終日に訪れた場所はボルシア・ドルトムントのホームスタジアム「ジグナル・イドゥナ・パルク」。ボルシア・ドルトムントのホームスタジアムである。スタジアムツアーに参加したのは約…
“原体験” 今回、ヨーロッパ遠征を行った目的である。「私のアナザースカイは……ドルトムントです!」と元気良くカメラの前で宣言したい。数年後、“戻って来た”ドルトムントで「懐かしいな。当時は一人旅だったんです。今、こうして…
FCバルセロナ-ヘタフェ選戦を観戦した翌日、カンプ・ノウのスタジアムツアーに向かった。「新しいスタジアム」を意味するカンプ・ノウだが、老朽化に伴い2021-22シーズンには“本当に”新しいスタジアムの建設が予定されている…
観戦した欧州チャンピオンズリーグ「レアルマドリード-パリ・サンジェルマン戦」の前日、サンティアゴ・ベルナベウのスタジアムツアーに参加した。平日の昼間にも関わらず全世界からの来場者でツアーは大混雑。駐車場が観光バスで溢れて…
スタジアムが表情を変えた。観客によって「命が吹き込まれた」と表現した方が適切かもしれない。前日に訪れたスタジアムツアーで「老朽化が進んでるな……」くらいの印象しかなかった場所が、試合日には聖地と化した。 欧州チャンピオン…
Jリーグのサポーターは、当事者意識が高いと評される。愛するクラブが勝つために、自己犠牲も厭わない。お客様として扱われることを嫌う。ウィーアーなんちゃら……である。以前、某Jリーグクラブのコールリーダーが、ゴール裏に集うサ…
済南、広州、上海に続く、今回のアウェイ中国ACL遠征の地は南京。“中国革命の父”である孫文が永眠する場所である。 孫文が「中国人は砂の民である。石にも、まして岩にもなり得ない民族である」という言葉を残し、中国人の団結力の…
ACLメルボルン遠征の際に参加したスタジアムツアーを紹介。メルボルンはあらゆるスポーツのスタジアムが密集した地域なので、スポーツ好きにはたまらない時間を過ごせる。 ETIHAD STADIUM 通称「ドックランズ・スタジ…