「ガンバ大阪トークライブ in パナソニックスタジアム」開催レポート
12月26日(月)にパナソニックスタジアム吹田で「スポーツ新聞の番記者が語る!カタールワールドカップ現地取材報告&ガンバ大阪 2022年シーズン振り返りトークライブ」を開催しました。 まずは、忙しい年末の平日夜にも関わら…
12月26日(月)にパナソニックスタジアム吹田で「スポーツ新聞の番記者が語る!カタールワールドカップ現地取材報告&ガンバ大阪 2022年シーズン振り返りトークライブ」を開催しました。 まずは、忙しい年末の平日夜にも関わら…
試合前、倉田選手が「今年のターニングポイントになる」と発言した通り、今回の大阪ダービーは負けてはいけない試合だった。それはパナスタでガンバを応援する多くの人も理解していた。 だからこそ、2019年以来となる入場者数に制限…
キックオフ時間まで7時間を切った正午過ぎ。アイツは新聞紙が大量に詰められたビニール袋を両手に持って現れた。 「皆もやるでしょ?」 万博記念競技場の入場口から少し離れたいつもの日陰。休憩しながら開門時間を待っていた我々に、…
『ハケンアニメ』を観た。吉岡里帆さん演じる新人アニメ監督が主人公のお仕事映画である。社内外の様々な困難にも負けず、信念を貫き、仲間のサポートも受けて、アニメを完成させる……王道ストーリーだからこそ、鑑賞者は自分と重ねやす…
レアンドロ・ペレイラ選手と昌子源選手が試合中に“仲間割れ”をした。 チームメイトの切り替えの遅さに対する昌子選手の苛立ちがきっかけとなったのは間違いない。ただ、昌子選手がどんな言葉を発したのか、ペレイラ選手はなぜあそこま…
Jリーグが「TikTok」と提携した狙いは、Z世代への魅力発信だと言われている。短尺で刺激が強い動画をきっかけにJリーグに興味をもった若者は、ガンバ大阪の試合(90分)にどのような感想を持つのだろう。正直に言って、心配で…
ガンバ大阪の調子が上がらない。 9試合を終えて、2勝4分3敗の勝ち点10。開幕プレビュー記事で言及した「カタノサッカー構築には時間がかかるのでは?」という懸念が現実のものになっており、チームは“パトポン”スタイルからの脱…
カシマスタジアムへ向かう高速バスの乗車地・JR東京駅。駅ナカにある「東京ラーメンストリート」の誘惑を振り切り、何も食べずにバスに乗り込んだのには理由がある。スタグルだ。 カシマスタジアムで発売される飲食物は日本一とも言わ…
ヤマハスタジアムに行くと、2012年のJ2降格が決まった試合のことを思い出す。あの日、試合後にピッチ上で演奏された「必死マン」(シクラメン)を聞いた時の虚無感は多分、一生忘れない。 あれから10年が経った。当時、真っ先に…
全国高校サッカー選手権大会が閉幕した。優勝した青森山田高校をはじめ、選手達の技術的な高さが素晴らしかったのは勿論、印象的だったのはTV番組で見聞きしたコメント力だ。ピッチ内外のあらゆる事象に対し、18歳前後の選手があれだ…
ガンバ大阪の社員さんにインタビューさせていただいた記事「4973人の『GAMBA EXPO』がつなぐ未来。ガンバ大阪、30年目のリスタート」を先日公開した。書き手の立場から記事内容を要約すると、ポイントは「コロナ禍でも『…
5月末に発表された「クラブ個別経営情報」によれば、ガンバ大阪の2020年度営業収益は44億9100万円。内、スポンサー収入は18億9800万円。スポンサー収入に限れば前年度比+3,500万円で、営業収益における4割強を占…
試合前、サポーター仲間が言う。 「今日、宇佐美が決める気がする」 そして、当然の顔をしてこう続けるのだ。 「知らんけど」 スタジアムでは“根拠なき”会話が当然のように交わされている。決勝点を決めた選手がヒーローインタビュ…
多数の選手・スタッフが新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことによる活動休止が続くガンバ大阪。本件に対するサポーターのSNS上の反応は両極端なものだった。 「すでに試合日の交通チケットもホテルも予約しているのにどう…
先日、FLASHが報じて話題になった記事『『d払い』CMのマンボダンスに「嫌いになりそう」と苦情殺到』を読んだ際、特に違和感を覚えることはなかった。「あれだけの量が放送されれば、そういう人も出てくるだろうな」くらいに捉え…
綾波レイが笑顔を見せたのは、碇シンジに「笑えばいいと思うよ」と言葉をかけられたからであるように、人の行動は他者からの期待を動機とすることが多い。 例えば、満員電車は「他人に無関心」という社会からの期待(暗黙の了解)に乗客…
ガンバ大阪ジュニアユース所属の多田吾郎選手が「再生不良性貧血」発症し、骨髄移植が必要になったことを受けて、ガンバ大阪が実施している「骨髄バンク 啓発活動」。サポーターとして本件について知り、考えるタイミングだと考え、類似…
新型コロナウイルスの影響を大きく受けた2020年のJリーグもなんとか終了。ガンバ大阪はリーグ2位と健闘し、久しぶりのACL出場権を獲得。異国での応援を通じ、サポーター仲間を増やしてきた身としては、来年は安心して海外アウェ…
“応援”とは何か。 最近はその形が多様化しているので、「クラウドファンディングに参加すること」、「スポンサー企業の商品を購入すること」と、回答する方もいるだろう。 ただ、私にとっての応援は「スタジアムで声援を送る行為」の…
ヤットと共に歩めない未来が迫っていたことは分かっていた。皆、薄々気が付いていながら、その現実を直視していなかっただけだ。ただ、正式発表が出た今も感じるリアリティは薄い。仕方ない。2001年のガンバ加入から約20年間、ゴー…
相手のことを「自分」と呼ぶ地域で育った影響もあるのだろうか。応援対象であったはずのそれは、いつからか自分自身を重ね合わせる存在へと変わっていた。ガンバ大阪が勝利するたびに、タイトルを獲得するたびに、まるで自分のライフステ…
非常事態宣言後の自粛期間中、自分にとって「Jリーグとは何か」を考えてみた。 スタジアムで感情を爆発させること サポーター仲間と居酒屋などでのコミュニケーションをとること アウェイ遠征で国内外の文化を知ること ここで挙げた…
2月23日(日)に日産スタジアムで開幕戦・横浜マリノス-ガンバ大阪戦を観戦してから2か月が過ぎた。試合がない日々に虚無感を感じつつも、クラブや選手、メディアの創意工夫のおかげで完全なサッカー0生活にはならず、もう少しの間…
「サポーターになったきっかけ」を語る記事が流行っている。これまでに50本くらい読んだ気がする。なぜ人はこのテーマを書きたがるのか。かくいう私も、似たようなテーマの記事を数本書いている。 たとえ、また敗れようとも 社内報に…
私が知る限り、ここ数年で最も現地(スタジアム)での応援を行ってきたガンバ大阪サポーターの1人である。国内外問わず、ガンバの試合が開催される場所には必ず彼の姿があった。男の名はデューク大阪。サポーターグループ「G-MEZZ…
昨シーズンに引き続き、ガンバサポーターが自らの作品からシーズンを振り返る企画の第2弾。サポーターにSNS上での情報発信を促す「ガンバ写真部」の発足など、サポーターによる情報発信の重要度は増すばかり。クラブもサポーターとの…
予想通りマッチデープログラムの表紙には田中達也選手が印刷されていた。古巣相手の選手を活用したプロモーションは、どのクラブでも実施される賑やかしの常套手段である。そうした“煽り”が効いたのか、大分トリニータのスタメン紹介時…
後半50分、CKからコンサドーレ札幌が川崎フロンターレ相手に同点弾を決めた瞬間、第三者として一緒に試合を観戦していた隣の“ガンバ大阪サポーター”は立ち上がってガッツポーズをしていた。判官贔屓……なんて言葉を使うと失礼かも…
あるライターさんと夕食を食べている際に聞いた一言。 「Jクラブの会報誌に寄稿する時は“エモさ”を意識している」 曰く、1つのクラブを応援し続ける熱心なサポーターは戦術分析など論理的な記事よりも、人間ドラマなど感情的(エモ…
「湘南ベルマーレのDVD」が売れているらしい。見所はロッカールームで起きた選手同士の激しい口論や監督の激昂シーン。緊張感溢れる映像にサポーターは何を感じたのだろう。 私は羨ましい、と感じた。己は“他者という鏡”でしか、そ…