現実と自信の狭間で。宮崎崚平、セルビアでのラストチャンス
プロサッカー選手・宮崎崚平。高校卒業後はジョイフル本田やいわきFCなどでプレーした他、ポーランドやアメリカ、マレーシアなど海外のクラブでもキャリアを重ねてきた。そんな宮崎が2021年、戦いの地に選んだのがセルビア。どのよ…
プロサッカー選手・宮崎崚平。高校卒業後はジョイフル本田やいわきFCなどでプレーした他、ポーランドやアメリカ、マレーシアなど海外のクラブでもキャリアを重ねてきた。そんな宮崎が2021年、戦いの地に選んだのがセルビア。どのよ…
今年も年末に差し掛かり、同窓会の季節である。馬鹿な思い出話に花を咲かしていた時は終わり、大学卒業から10年以上が過ぎると話題は限られてくる。少し前まで脱サラ無職大学院生の私のような存在も混ざるため、仕事の話題は若干のセン…
ヤットと共に歩めない未来が近くにあることは分かっていた。皆、薄々気が付いていながらその現実を直視していなかっただけだ。ただ、正式発表が出た今も感じるリアリティは薄い。仕方ない。2001年のガンバ加入から約20年間、ゴール…
長年ガンバ大阪の番記者を務められている下薗昌記氏の最新作。2015年に発売された「ラストピース」以来5年ぶりとなる書籍のテーマは「育成」。 宮本恒靖、稲本潤一、二川孝広、家長昭博、宇佐美貴史、堂安律……数々のスターを輩出…
予想通りマッチデープログラムの表紙には田中達也選手が印刷されていた。どのクラブでも実施される煽りの常套手段である。そして、結果は一部関係者が期待した通りのものとなった。大分トリニータのスタメン紹介時にはガンバサポーターか…
「進撃の巨人」にこんなエピソードが出てくる。 他国との交流が始まったことにより貿易が開始。輸入されたワインの味が評判を呼び、巷で大流行するのだが、それは相手国の罠。一定の条件で巨人にさせられてしまう薬がワインの中に混入さ…
人生には何度かターニングポイントが訪れる。リアルタイムで自覚できる時もあれば、振り返った際に気付く時もある。そんな誰しも一度は経験するであろう“分岐点”をテーマにJリーガー19人に行われたインタビューをまとめた一冊。 本…
あの日、スタジアムは2つの感情を持っていた。1つは当然「ガンバを勝たせたい」という感情。もう1つは「ウィジョにゴールを決めさせたい」。ガンバに勝って欲しい。できればウィジョのゴールで。これが共通理解だった。 0-0で迎え…
「過剰戦力(戦力過剰)」という言葉。割とよく使われている印象がある。それは最近のガンバ大阪に対しても然り。ただ、よく考えると不思議だ。18節終了時点で14位のクラブ戦力が過剰であるはずがない。戦力不足であるからこそ弱い。…
日本で唯一の肩書き「ドリブルデザイナー」を持つ岡部将和さん初の著書。言わずと知れたドリブルマスターで、YouTubeで公開されているHowto動画動画で存在を知ったという人も多いはず。最近はイベントなどでの稼働も多く、サ…
1-0で迎えた後半アディショナルタイム。自陣でのクリアの流れから疲労を感じさせないスプリントでカウンターを仕掛ける福田湧矢。状況は数的優位の3対2。パスを出せば決定機だった。しかし、彼の選択はシュート。キム・ジンヒョンが…
先日フットボリスタで公開された「大学サッカーという選択 Jクラブとの比較から考える育成論」の編集後記。 2019年シーズン、大卒でJリーグ入りした選手は約90名。約75名の高卒選手を上回っている(平成30年度 第67回全…
宮本恒靖監督は就任直後から“願掛け”行動をいくつか起こしている。話題になったのは「ポストにお礼を伝える」という行動であるが、論理的な印象が強い人物であったので意外な印象も受けた。 ただ、こうした言動は他の監督にもあり、オ…
先に断っておく。今回はイタい文章を書く。ご自身の経験とも照らし合わせつつ、色んな角度から推測して読んで頂けると幸い。 私は誰かの人生にとってのアデミウソンになりたいし、同時に自分の人生に宮本恒靖が登場して欲しい。もちろん…
この数か月、よく聞かれることがある。 「なんでガンバ弱いの?」 これを読んで頂いているガンバサポーターの皆様も職場や学校で同じようなことは起きているのではないだろうか。多分、答えは1つではない。「監督が変わったから…」「…
初めて五島聡さんの作品を見た時のことは今も覚えている。サッカー選手が描かれていたその絵は今まで絵を評価する上で使っていた言葉では表せない“熱量”を持っていた。まるで命が吹き込まれているような……何かを訴えてくるような圧倒…
クルピがよく使う「年齢は関係ない」という発言は、長谷川健太前監督における「攻撃的なサッカーをしたい」と同じではないかと思っている。つまり、建前。実際は世間のイメージ通り若手の成長を見るのが大好きなのではないだろうか。途中…
先生は言った。 「感謝は口に出さないと伝わらないぞ」 サンキュー。皆、伝えてきた。 吉田美和(ドリカム)は何も聞かずにつきあってくれたことに対して。 パンサー尾形はギャグとして。 そして、大熊清は坂田大輔の献身に。 人は…
試合後、サポーターに手を振りながらベンチに戻る藤ヶ谷の姿に感情が溢れ声が出なくなった。何度だって別れを経験してきているはずなのだが、特別な感情にさせられた。私達は知っている。ピッチ内だけでは計れないチームへの貢献度や、素…
私の勤めている会社では年に2回“自己評価シート”なるものの提出が義務付けられている。いくつかある項目に対して自分の仕事ぶりを1~5点で自己採点するのだ。「評価は他人からされるものであって自分でするものではない」と、自己評…