「アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち」(鈴木忠平)
北海道日本ハムファイターズの新本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」建設の裏側を書いた一冊。同スタジアムの公式戦こけら落とし前日に発売。書き手は『嫌われた監督』のヒットが記憶に新しい鈴木忠平さん。卓越した登場人物の…
北海道日本ハムファイターズの新本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」建設の裏側を書いた一冊。同スタジアムの公式戦こけら落とし前日に発売。書き手は『嫌われた監督』のヒットが記憶に新しい鈴木忠平さん。卓越した登場人物の…
横浜DeNAベイスターズの社員一人ひとりにフォーカスをあて、担当した施策を紹介する形で組織改革の裏側を紐解いた「ベイスターズ再建録」。今シーズンオフに読んだこの本は、スポーツビジネスの現場をリアリティをもって知ることがで…
本書で構成を担当されている宇都宮徹壱さんから「ガンバサポには興味深い内容が満載ですよ」と推薦してもらった一冊。ガンバ大阪ユース出身の松本光平選手が主人公。年齢的には同期に安田晃大選手、1つ上の学年に倉田秋選手がいる世代。…
ガンバ大阪創立30年イヤーの発売に相応しい一冊。著者は長年ガンバのオフィシャル媒体を中心に記事を寄稿されている高村美砂さん。1991年から2021年までのクラブ史が、選手コメントにフォーカスする形で紹介されており、そのボ…
1993年Jリーグ開幕戦の主審を担当したことでも有名な元国際審判員で、現在はアセッサーや専門学校での講師として後進の指導にあたる小幡真一郎さんの著作。その名も『しくじり審判』。書籍のカバーにもそのイラストが載っているが、…
コロナ禍でアウェイ遠征の自粛を余儀なくされている2020年~2021年。「せめて読書で模擬体験だけでも」と購入した書籍が『フットボール風土記』だ。 JFL、地域リーグ、都道府県リーグ……“ハーフウェイカテゴリー”に所属す…
スポーツ界だけに留まらず、あらゆる業界で技術革新が進み、取得できるデータ(情報)が加速度的に増えている昨今。そんなデータの活用法や捉え方など、現代を生きる上で必須の心得と言っても過言でない“アナリティックマインド”につい…
ガンバ大阪ジュニアユース所属の多田吾郎選手が「再生不良性貧血」発症し、骨髄移植が必要になったことを受けて、ガンバ大阪が実施している「骨髄バンク 啓発活動」。サポーターとして本件について知り、考えるタイミングだと考え、類似…
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の惨状をメディアに伝えたことで一躍知名度を高めた岩田健太郎教授の著書。岩田教授はサッカーファン(ヴィッセル神戸サポーター)であることでも知られ、専門分野である「感染症」を「サッカー…
ガンバ大阪の番記者としてお馴染み、下薗昌記氏の最新作。2015年に発売された「ラストピース」以来、5年ぶりとなる書籍のテーマは“育成”。 宮本恒靖、二川孝広、家長昭博、宇佐美貴史、堂安律……数々のスター選手を輩出してきた…
どんな選手のキャリアにも、ターニングポイントが存在する。そんな“分岐点”をテーマに、Jリーガーに対するインタビューがまとめられた一冊。登場するのは、一流選手19名。有名な方々ばかりなので、語られる分岐点は「やっぱり、あの…
日本で唯一の肩書き「ドリブルデザイナー」を持つ岡部将和さん初の著書。YouTubeで公開されている「ドルブル解説動画」で存在を知っている方も多いかもしれない。最近はイベントやメディア出演も多く、サッカー界で独自の道を切り…
「争うは本意ならねど」など、サッカー界を対象とした、重厚な書籍を発表し続けている木村元彦さん著の一冊。 世間で語られる元大分トリニータ社長・溝畑宏氏のイメージとは違う、意外な一面を知ることができる。多くのサッカーファンに…
サッカーを考えることに疲れた時、読み返したくなる一冊。サッカーが持つ本質的な魅力が、ピュアな文章と、エモーショナルな写真で記載されている全編カラーのフォトエッセイ。「『こんなサッカーの本はなかったね』と言われるものを目指…
WEBサイトについて考えたくなって再読した一冊。情報過多の時代でどうすれば伝えたい情報を伝えたい相手に届けることができるのか。これは私のようなブロガーだけではなく、企業の広報担当だけでもなく、もはや誰しもが抱える課題だろ…
過去ワールドカップの度に総括するに相応しいコンテンツがリリースされている。2002年日韓ワールドカップの「六月の勝利の歌を忘れない」、2006年ドイツワールドカップの「敗因と」、2014年ブラジルワールドカップの「通訳日…
昨年秋、社会人向け大学院の同級生とeスポーツチームを立ち上げ、まがりになりもスポーツチームのマネジメントを体験させてもらっている。チームを存続させるための商品、営業、広報、人事、運営……対応すべき課題は山積。チーム立ち上…
1998年フランスワールドカップに出場したサッカー日本代表の選手・スタッフ39名の証言を集めた書籍「6月の軌跡」の続編。コンセプトは「フランスワールドカップの20年後を追う」。中田英寿氏など一部選手を除く、ほぼ全関係者が…
Jリーグで主審を務めた経験がある人物の中で、最も知名度がある存在といっても過言ではないだろう。ただし、それは必ずしもポジティブな意味ではなく……。家本政明。家本氏の名を多く人が認識したきっかけは、2008年のゼロックスス…
2020年フットサルワールドカップの日本誘致活動がいよいよ佳境を迎える中で、過去事例を把握したいと読んだ一冊。テーマは「2002年日韓ワールドカップの招致活動」。取材期間はなんと10年間。読み応え抜群。「長野オリンピック…
東欧を中心に16の国と地域のサッカー文化を知ることができるルポタージュ本。ワールドカップやユーロなど、国際大会期間中の読書に最適。文化的な側面からのアプローチでサッカーを楽しむことができる一冊。 著者の長束恭介氏は海外サ…
解説者が発する“言葉”にフォーカスした一冊。NHKと地上波の解説比較のほか、実況アナウンサーが紹介する「解説者取扱説明書」など、多角的にサッカー中継における解説者の言葉が分析されている。読みどころは反町康治氏や都並敏史氏…
スポーツビジネス界のトップランナー9人が自身のスポーツビジネスにおけるキャリアや仕事論を語る一冊。クラブ経営、放送権ビジネス、スポーツデータリサーチ……多様な仕事論が詰まっている。面白かったのはスポーツファシリティ研究所…
この本がなければ、「ドーピング冤罪事件」を正しく理解出来ていなかった可能性がある……そう考えるとゾッとする。我那覇和樹選手への誤解は依然として残っており、この本を通じて正しい事実が広がって欲しいと切に願う。著者の木村元彦…
平昌五輪の開幕を機に、五輪について理解を深めたいと思った購入した一冊。 13年もかかったという長野五輪の開催に至る道筋を、そもそもの発端から解き明かし、大イベントに振り回される地方自治体と地域住民の笑えない実体をつぶさに…
表紙がピンク色の本を手に取る時が来るなんて、数か月前までは想像すらしていなかった。元セレッソ大阪監督で、今シーズンからガンバ大阪の監督に就任したレヴィー・クルピが2014年に出版した一冊。セレッソ大阪監督時代の事例をベー…
「Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密」というサブタイトルに惹かれて購入した一冊。Bリーグの人気チーム「千葉ジェッツ」経営方法が紹介されている。どのスポーツも集客に苦労する中で一体何が成功要因だったのか。 書籍概要 書籍名…
Jリーグ特任理事などを務める池田純氏が、横浜DeNAベイスターズ社長時代を振り返った一冊。「横浜スタジアムのTOB」をはじめとする、当時話題になった経営手法の裏側が解説されている。 書籍概要 書籍名:スポーツビジネスの教…