「アナリティックマインド」(森本美行)
スポーツ界だけに留まらず、あらゆる業界で技術革新が進み、取得できるデータ(情報)が加速度的に増えている昨今。そんなデータの活用法や捉え方など、現代を生きる上で必須の心得と言っても過言でない“アナリティックマインド”につい…
スポーツ界だけに留まらず、あらゆる業界で技術革新が進み、取得できるデータ(情報)が加速度的に増えている昨今。そんなデータの活用法や捉え方など、現代を生きる上で必須の心得と言っても過言でない“アナリティックマインド”につい…
ガンバ大阪ジュニアユース所属の多田吾郎選手が「再生不良性貧血」発症し、骨髄移植が必要になったことを受けてガンバ大阪が実施している「骨髄バンク 啓発活動」。2020年は「コロナ」のインパクトが強く、本件に関してサポーターと…
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の惨状をメディアに伝えたことで一躍知名度を高めた岩田健太郎教授の著書。実は岩田教授がサッカーファン(ヴィッセル神戸サポーター)であることでも知られ、専門分野である「感染症」を「サッ…
長年ガンバ大阪の番記者を務められている下薗昌記氏の最新作。2015年に発売された「ラストピース」以来5年ぶりとなる書籍のテーマは「育成」。 宮本恒靖、稲本潤一、二川孝広、家長昭博、宇佐美貴史、堂安律……数々のスターを輩出…
人生には何度かターニングポイントが訪れる。リアルタイムで自覚できる時もあれば、振り返った際に気付く時もある。そんな誰しも一度は経験するであろう“分岐点”をテーマにJリーガー19人に行われたインタビューをまとめた一冊。 本…
日本で唯一の肩書き「ドリブルデザイナー」を持つ岡部将和さん初の著書。言わずと知れたドリブルマスターで、YouTubeで公開されているHowto動画動画で存在を知ったという人も多いはず。最近はイベントなどでの稼働も多く、サ…
名著だと思うJリーグにおけるオフザピッチをテーマとした書籍は3つある。 我那覇選手のドーピング冤罪事件を扱った「争うは本意ならねど」。今は亡き木之本興三氏のJリーグ開幕に向けた尽力が紹介されている「日本サッカーに捧げた両…
サッカーを考えることに疲れた時、たまに読み返したくなる一冊。全編カラーのフォトエッセイ。ただ、筆者曰く「こんなサッカーの本はなかったね」と言われるものを目指したと記載があるように、ページ毎にフォントサイズや文字のレイアウ…
WEBサイトについて考えたくなって再読した一冊。情報過多の時代でどうすれば伝えたい情報を伝えたい相手に届けることができるのか。これは私のようなブロガーだけではなく、企業の広報担当だけでもなく、もはや誰しもが抱える課題だろ…
過去ワールドカップの度に総括するに相応しいコンテンツがリリースされている。2002年日韓ワールドカップの「六月の勝利の歌を忘れない」、2006年ドイツワールドカップの「敗因と」、2014年ブラジルワールドカップの「通訳日…
昨年秋に大学院の同級生とeスポーツチームを立ち上げて、まがりになりもスポーツチームのマネジメントを体験させてもらっている。チームを存続させるための「マネタイズ」は勿論のことながら、広報や人事、運営など……課題は山積。そう…
1998年フランスワールドカップに出場したサッカー日本代表の選手・スタッフ39名の証言を集めた「6月の軌跡」の続編。「20年後を追う」という面白いコンセプトで、マネジメント会社からNGが出た中田英寿など一部を除くほぼ全関…
大学院生という立場を隠れ蓑に無職期間を満喫する時間も2カ月を過ぎて、そろそろ来春の社会人復帰を目標に転職活動準備を始めている。「スポーツ×メディア」という前職と変わらない軸をふまえつつ、面接の想定問答を作成する中で「あな…
Jリーグの主審で一番知名度があると言っていい家本主審だが、その知名度は決してポジティブな形で高まった訳ではない。彼の名を多くのJリーグサポーターが強く認識したのは2008年のゼロックススーパーカップだろう。退場3名、警告…
2020年フットサルワールドカップの日本誘致活動がいよいよ佳境を迎える中で過去事例を把握したいと思い読んだ一冊。テーマはもうリアルタイムでの記憶がないサッカーファンも多いであろう2002年日韓ワールドカップ。取材期間はな…
東欧を中心に16の国と地域のサッカー文化を知ることができる長束恭行さんのルポタージュ本。ワールドカップ期間の読書におススメ。テイストは違えど、現地のリアリティや文化的な側面からのアプローチは海外版宇都宮徹壱さんという印象…
解説者が発する“言葉”にフォーカスした一冊。NHKと地上波の解説比較のほか、実況アナウンサーが紹介する「解説者取扱説明書」など多角的にサッカー中継における解説者の言葉が分析されている。読みどころは反町康治氏や都並敏史氏、…
スポーツビジネス界のトップランナー9人が自身のスポーツビジネスにおけるキャリアや仕事論を語る一冊。クラブ経営、放送権ビジネス、スポーツデータリサーチ……多様な仕事論が詰まっている。面白かったのはスポーツファシリティ研究所…
本書が扱っている「ドーピング冤罪事件」ほどジャーナリズムに感謝したテーマは近年の日本サッカー界になかった。つまり、権力に対する監視機能や、正義の追求が必要だった。これを読まなければ我那覇和樹選手を偏見で捉えていた可能性が…
平昌五輪が開幕した。開会式の南北統一旗を見ていると色々思うところがある。五輪とは何なのか。実体を知りたい。この本を手にした動機である。 13年もかかったという長野五輪の開催に至る道筋を、そもそもの発端から解き明かし、大イ…