1999年にグルメガイド『ザガットサーベイ』(日本版)総合1位、2018年『食べログアワード ゴールド』受賞など、東京を代表する焼肉屋の1つ。「生ける伝説」「ホルモンバカ」と称される豊島雅信店長のメディア露出も多い。2020年秋公開の映画『フード・ラック!』(寺門ジモン初監督作品)内でも紹介された。20年以上衰え知らずの人気店。
お店紹介
店名:スタミナ苑
住所:東京都足立区鹿浜3-13-4
営業時間:平日 17:00~23:00、土日祝 16:30~23:00
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最寄りスタジアムは味の素フィールド西が丘。環七を足立区方面に進み、鹿浜付近に店がある。駐車場あり。駅の最寄りは西新井大師駅だが徒歩圏内ではなく、王子駅、赤羽駅、王子神谷駅あたりからバス or タクシーでのアクセスがおススメ。
予約はできず、有名俳優や総理大臣も並んだという逸話も。目安は60分~90分。開店直後は混雑する一方で、2回転目が終わる19時半~20時以降は比較的空いている。ただし、「上ロース」「上タン」など人気メニューは品切れになることも多く、注意が必要。入店待ち時はビールを注文する(飲む)ことができる。客単価は1万円強。豊島店長は仕事論をテーマとした書籍も出版している。
食べるべき一品:「テグタンスープ」(1,250円)
売り切れ必至の名物料理。品切れ前に食べるには開店前に並びたい。「白米が進む食べ物=美味しいもの」という価値観で生きている私にとって、このスープはまさに最強の一品。30代後半に差し掛かった胃袋でもご飯(大)を3杯食べさせる衝撃。
味はカレー、ビーフシチュー、チゲ鍋、ラーメン二郎のスープを絶妙なバランスでミックスしたような濃厚さと中毒性。ピリ辛甘で、深みのある旨味。注文から提供まで1時間以上かかるが、それも納得の味。スープ内に入っている黒毛和牛肉はプリプリ食感。スープのとろみはコラーゲンで健康にも良さそう。
まとめ
「宇宙最強焼肉」の評判は伊達ではない。アクセス、値段を考えると気軽に来られる店ではないが、とにかく美味い。食べずにはいられない。気が付いたら上京以来、最も通っている焼肉店になった。味もさることながら、接客も素晴らしいことを最後に記載しておく。強面のおじさんが何百回と使ったであろう焼肉ジョークを駆使するコミュニケーションは、都心の焼肉屋では味わえない人情味を感じることができる。古い外観とは裏腹に内装は清潔感に溢れている点も含め、ギャップもこの店の魅力。
ごちそうさまでした。
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