「机上の空論」(味の素フィールド西が丘)

メディア寄稿実績

ほん田」や「伊藤」、「煮干しそば 流。」などがひしめくラーメン激戦エリア・東京北区に2017年オープン。「TRYラーメン大賞(2018-2019)」の新人大賞で総合6位に入賞するなど、確固たる地位を築きつつある人気店を紹介する。

お店紹介

「机上の空論」外観

最寄り駅は東十条駅。商店街内に立地。レトロな外観や、個性的な店名が味への期待感をそそる。店外に5名程度の待機椅子が設置されている。常にお客さんは入っているが、12時台を外せば比較的スムーズに入店可能。店内はL字カウンターのみ。目の前で店主の調理を見ることができる。メニューに大盛はなし。

店名:机上の空論

住所:東京都北区東十条3-11-5

営業時間:11:30~14:30、17:30~21:00(日曜 11:30~14:30)

HPはこちら

食べるべき一品①:「魚群煮干し中華」(850円)

魚群煮干し中華

曜日不定で週に2回限定で発売される。通常メニューの「煮干し中華そば」の煮干しレベルアップバージョンといったところ。「和のラーメン」とでも表現すべきか、身体に馴染む味。レビューサイトで“昔ながらの”や“懐かしの”といった表現が多くみられる気持ちが分かる。幼少期に食べたシンプルな王道ラーメンの延長線上にあることを感じさせる。

肉・中華煮干し蕎麦

食べるべき一品②:「牡蠣蕎麦」(900円)

牡蠣蕎麦

スープを一口「これは牡蠣だ……」。メニュー表に記載のある「牡蠣は飲み物」の意味が分かる。牡蠣の旨味がラーメンとこんなに相性がいいなんて知らなかった。初めて食べる旨味。あごだし以来の感動を覚えた。健康寿命と引き換えにスープを飲み干した。

まとめ

よく「〇〇に人柄が出る」という表現されることがあるが、ここのラーメンにもそれは当てはまる。お客さんの目の前で黙々とメンマ1個の位置まで丁寧に箸で調整する丁寧な店長の所作や心遣いは味の繊細さに直結している。毎日食べられるラーメン、ここに極まれり。

ごちそうさまでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き