「森田屋支店 太田店」(正田醤油スタジアム群馬)

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ご当地ラーメンと聞いて何を真っ先に想像するか。北は札幌の味噌ラーメン、南は福岡の豚骨ラーメンあたりが認知度の上位を争うだろうが、個人的に最も好きなのが「佐野ラーメン」である。その美味しさからか、発祥の地である栃木県佐野市を中心に群馬や茨城など北関東でも提供する店が増えており、その守備範囲を広げている。

お店紹介

趣ある外観

メニュー

店名:森田屋支店 太田店

住所:群馬県太田市龍舞町3969-4

営業時間:11:45 – 14:00(水・木・金・土・日)

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歴史を感じる趣深い外観が観光感を高めてくれる。最寄りは竜舞駅。Bリーグ群馬クレインサンダーズのホームアリーナであるオープンハウスアリーナ太田からも近く、試合日には同チームのファンの姿も確認することができる。駐車場は10台程度のスペースだが、人気店ゆえに満車になっていることが多い。土曜のランチタイムに訪問して入店まで20分~25分、注文から提供まで10~15分程度。昭和レトロ感溢れる店内は広く、ご年配のご夫婦2人でのオペレーションとなので気長に気長に待ちたい。

食べるべき一品:「チューシューメン」(1340円)

チャーシューメン(大盛)

圧倒的な麵量

特筆すべきはそのボリューム。大盛はラーメン二郎に匹敵する麺量で驚いた。脂身がしっかり乗ったチャーシューを含め、成人男性でも食べきるのに苦労する人は多いはず。優しい味わいのスープと、パワフルな麺量とチャーシューのギャップにやられた。

そして、佐野ラーメンの特徴である青竹を使って製麺される極太手打ち麺が美味い。若干不規則であることも良い食感を生み出している。コシの強さはうどんの様でもあるし、切り口は違えど刀削麺にも近い印象。食べ応え抜群の一品。

中華そば(720円)

まとめ

店の場所は群馬だが、王道の佐野(栃木)ラーメンである。澄んだスープに、青竹を使った伝統的な製法で作られた手打のちぢれ麺。毎日食べても飽きがこないアッサリとしたスープからは地元に根付く理由を理解できた。機会があれば佐野市にある総本店にも行ってみようと思う。まずはお土産で予習だ。

SAや道の駅でお土産も発売中

ごちそうさまでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き