【閉店】「中華そば 椿」(埼玉スタジアム)

メディア寄稿実績

西新井駅発祥の人気店。そこから上野駅に油そば専門店を、池袋駅に支店と拡大路線を辿ったが、2014年春には本店を含む全店舗が閉鎖。ファンが悲しみに暮れる中、同年夏に王子駅で本店が復活。瞬く間にラーメンファンの間で情報が拡散された。

「キング製麺」(味の素フィールド西が丘)

2020年6月23日

お店紹介

中華そば 椿

店名:中華そば 椿

住所:東京都北区王子本町2-23-9

営業時間:11:30~15:00 (L.O 14:30)、19:00~22:00 (L.O 21:30)

HPはこちら

王子駅から区役所方面の坂道を登ること7分。王子稲荷神社付近に店はある。ラーメン激戦区の王子エリアでも人気は高く、決して良い立地ではないながら、開店前には入店待ちの列ができる。メニューは「中華そば」「つけめん」「油そば」の3種類。どれも完成度が高く、注文も分散している印象。ボリュームはノーマルサイズでも多い。

食べるべき一品:「特製つけめん」(1,100円)

特製つけめん

つけ汁

全てのメニューが美味しい。ベストメニューの選定に迷ったが、今回は「特製つけめん」を推す。特徴は“肉”のボリューム。分厚い角煮のようなチャーシューは、アンデス高原豚を使用。柔らかさ、ジューシーさは特筆もの。このチャーシューを細かく刻んだものが豚骨魚介風味の濃厚つけ汁の中にもふんだんに入っている。もはやつけ汁だけでも商品として成立するレベル。麺はタピオカ入りのぷるぷるな食感が最高。ボリュームを忘れてしまう食べやすさ。

中華そば

まとめ

一口食べれば「レベルが違う」ことが分かる実力派。全メニューが美味しいので、季節によって食べるものを変えてもいい。寡黙ながら、誠実にラーメンとお客さんと向き合っている夫婦経営の雰囲気も良し。カウンターのみの店内はラーメンに集中できる。客層も一人客が多く、落ち着いていて良き。埼スタに向かう乗り換え時のランチでどうぞ。

ごちそうさまでした。

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1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き