「中国菜館 まんみ」(ユアテックスタジアム仙台)

メディア寄稿実績

“服に飛び跳ねる食べ物”として、某洗剤のCMで紹介されたことをきっかけに知名度を上げた仙台B級グルメ。牛タン一強だった仙台のアウェイ飯に新しい風。ジャンクな食べ物が好きな人におススメ。

「たんや善治郎」(ユアテックスタジアム仙台)

2018年8月31日

お店紹介

まんみ

店名:中国菜館 まんみ

住所:宮城県仙台市泉区泉中央1-22-3

営業時間:11:00~15:30、17:00~21:00

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ユアテックスタジアムの最寄り駅である「泉中央」から徒歩3分。試合の前後に訪問しやすい最高の立地。私が訪問した際はオープン直後の入店から数分で満席になっていた。元々はラーメンがメインのお店だったようだが、近年のメディア露出増の影響で『マーボー焼きそば』が名物になったのだそう。

ちなみに、名物になった歴史はまだ浅く、2013年放送の『秘密のケンミンSHOW』で同メニューを“仙台のソウルフード”として紹介された際は「そんなの知らねーよ!」と総スカンだったそう。それから5年。仙台市内の飲食店で構成される『仙台マーボー焼きそば推進委員会』も組織され、地道な広報活動が遂に実を結んだ。

食べるべき一品:「マーボー焼きそば」(820円)

マーボー焼きそば

ありそうでなかった最強コラボ飯。麻婆豆腐と焼きそばの組み合わせが不味い訳がない。元々は店員のまかない飯。常連客の要望で正式にメニュー化された。単に麻婆豆腐を麺にかけただけではなく、マーボー焼きそば用に調整された麻婆によって一体感が生まれている。また、完成から時間が経てば経つほど、麺が麻婆を吸収して旨味が増すのも嬉しい。“脂感”の強さはB級の醍醐味。なんと将来的には学校給食としての採用も目指しているのだとか。今から仙台市内の子供達の健康が心配である。

まとめ

繊細な食べ物ではないことは確か。個人的には好きだが、脂っぽさが苦手な人もいるかもしれない。ただ、ボリュームやスタジアムに近い立地を考えれば、仙台アウェイ飯の選択肢の上位に入る。また、仙台市内には同店の他にも50店舗以上の『マーボー焼きそば推進委員会加盟店』があるので、食べ比べも楽しいかもしれない。

ごちそうさまでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き