「自家製麺 No.11」(味の素フィールド西が丘)

メディア寄稿実績

『ラーメン富士丸 西新井大師店』の元店主が営む二郎系のラーメン店。2019年7月のオープン直後から熱心なファンが駆け付け、連日行列となったことでも話題に。コロナ禍による営業休止期間に利用したお取り寄せラーメンが美味しかったので、営業再開を機に訪問した。

「ラーメン富士丸」(埼玉スタジアム)

2018年10月15日

お店紹介

「No.11」外観

店名:自家製麺 No.11

住所:東京都板橋区大山金井町14-12

営業時間:18:20~24:00(月-土)、12:00~16:00(日)

HPはこちら

最寄りスタジアムは味の素フィールド西が丘。そこからタクシーで10分弱程度のところに店がある。電車の最寄りは東武東上線 ・大山駅か、都営三田線・板橋区役所前駅。2021年7月末時点ではコロナ禍の影響で営業時間はイレギュラー。詳しくは店のツイッターを参照。店に到着後は食券を先に購入し、店外に置かれてある椅子に座って入店を待つ。6人(食)1ロットで調理。富士丸より回転がかなり早い。内装も富士丸より綺麗(清潔)で、器も脂のベトベト感がなくなっており、富士丸時代の経験をふまえた進化を感じさせる。

メニューは「ラーメン」と「豚増しラーメン」の2種類が基本。麺量は普通でも「通常の店の2.5倍」(by店員さん)らしく、食券を渡すタイミングで調整可能。「にんにく入れますか?」と、二郎系特有の店員からの声かけを合図に無料オプションである「ちょい野菜・ニンニク・ちょい脂」から希望を伝える。

食べるべき一品:「豚増しラーメン」(1,150円)

豚増しラーメン

「ワシワシ食感の極太麺」「乳化した旨味MAXのスープ」「クタクタ野菜」など、富士丸らしさ健在。そこに“神豚”とも称される豚肉を増すことで最大限にこのラーメンを満喫できるはず。「豚増し」は通常のラーメンよりも300円高いが、この量と味を考えれば十分価値がある。無料オプション「ちょい脂」に、有料オプション「アブラ増し」を加えた“脂アブラ”を楽しむのが私流。麺や豚の旨味がアブラによって引き立てられる(ような気がする)。

富士丸との違いがあるとすれば、全体的に味は若干マイルドになった。スープも富士丸の「アブラをそのまま飲んでいる」感はなく、食後の胃もたれも発生しなかった。店内には女性客の姿も頻繁に見られ、味変によって99%男性客の印象もあった富士丸より客層も広がっている。

普通の「ラーメン」もボリューム満点

まとめ

清潔な内装、早い回転、お取り寄せ商品の発売、分かりやすいHP、丁寧なラーメン説明(麺量調整の声掛け)など、富士丸時代からの進化が素晴らしい。味の変化は好みの部分。二郎系ラーメンの裾野を広げる意味でも意義のある開業ではないだろうか。

ごちそうさまでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き