せっかく海外に来ているにも関わらず、ついつい日本語が通じる店に行ってしまう。異文化コミュニケーションこそ海外旅行の醍醐味だというのに。しかも、日本語が通じる店はジャパニーズ価格なのだ。物価の安さも魅力であるベトナムにおいてこの店を選択してしまうことに自分が日本人であるというアイデンティティを確認するのである。ちなみに、お土産も日本語が通じる店で買った。
お店紹介
店名:ビンミン
住所:5 Ly Van Phuc | Ba Dinh Dist, Hanoi 10000, Vietnam(ハンダイ・スタジアムの近く)
営業時間:16:00〜翌1:00
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安心感には変えられない。日本語の看板に、日本人である私を見た瞬間に歓迎のジェスチャーをする店員。炭火で焼く焼き鳥の煙が食欲をそそる。メニューには値段は書いていないが、ベトナムにはぼったくりをする文化はなさそう。満腹になるまで食べて2000円くらい。当然、客は日本人が多い。立地はバンダイスタジアムの裏と言えばタクシー運転手も分かる。観光地的には「文廟」から徒歩圏内。高円寺にも支店がある。
食べるべき一品:「もも肉」
この「もも肉」に代表されるように全ての料理のサイズが大きい。焼き鳥というよりバーベキューの方が近い。日本の感覚で注文すると食べきれないので注意が必要。味は日本人に合わせているのか良い意味でも悪い意味でも想像通りの味。
ベトナムスタイルなのは「コカコーラ」と言ってペプシが提供されることと、蜂蜜が染み込んだフランスパンを一緒に食べること。箸休め的にキュウリの漬け物がもれなく提供されるのも日本ではない組み合わせで面白い。
おススメ度:5/10点満点
味は日本の平均的な焼き鳥。可もなく不可もなく、特徴を見出すのが難しい。値段はベトナムの相場を考えれば少し高いか。日本語メニューに加え店員の愛想も良く、コミュニケーションのストレスを軽減したい方にオススメ。
ごちそうさまでした。

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