今シーズン、ガンバ大阪が新たに始めた「#ガンバ写真部」は大きなニュースでした。
“12番目の選手”と言われながらもクラブはサポーターを「サービス提供相手」として見ている側面が未だ大きく、それは間違った態度ではないながらも、物足りなさを感じていました。当事者意識が高いとされるJリーグサポーターとの関係において発展性を考えるのであれば、ソシオ制度に代表されるような“仲間(一員)“として取り込むアプローチを考える価値はあると思っていたので「#ガンバ写真部」はその大きな一歩だと捉えています。Jリーグクラブはガンバ大阪しかり、どこも中小企業規模であり、潤沢なプロモーション予算を持てない中でサポーターの主体性(献身性)を軸としたアクションは増えていいはず。もっとクラブの役に立ちたいと思っているサポーターは多いのです。
以上が前置き。
そうした背景もふまえ、広報活動にフォーカスします。「写真」をはじめ「イラスト」「ネット配信番組」「飲食店」「イベント」「フリーペーパー」「ブログ」など様々な形で作品を発信しているサポーターがいます。彼等のアウトプットに触れる機会に比例してサポーター発信の(サブ)カルチャーの充実・多様性はクラブの発展にも好影響を与えるという考えを強めてきました(そんなことを証明している研究論文も読みました)。
そこで今回は「写真」「イラスト」「ブログ」の3ジャンルに絞り、オリジナル作品をネット上で公開されているガンバサポーター3名の「2018シーズンマイベスト3」を紹介します。このトライアルは反響があれば継続したいし、これをきっかけに「#ガンバ大阪イラスト部」「#ガンバ大阪ブログ部」が立ち上がるのを期待するばかり。そして、将来的にはサポーターの作品がWEBマガジン(プラットフォーム)化して多くの人の目に触れ、展示会のようなオフラインイベントも開催されて……おっと、妄想を広げ過げました。
紹介するのはこの3人
「写真部門」はおとがみさん。ツイッターで選手写真を公開し多くの反響を得ている他、弊ブログの記事でも多くの写真を提供頂いております。試合前に撮影ノウハウを聞きに行くサポーターもいるのだとか。
「イラスト部門」はりょうさん。愛らしい雰囲気のイラストに癒されたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。五島聡さんの指導を受けられていた経験もあるという技術は一級品。ゲーフラになっている作品もあるので、ガンバサポーターにとってはお馴染みの書き手さんです。
そして、おまけで「ブログ部門」(私)も僭越ながら紹介させて頂きます。
「あ~!これ見たことある!」と今シーズンを懐かしみながらお楽しみください。
おとがみが選ぶ 《フォト》マイベスト3









りょうが選ぶ 《イラスト》マイベスト3









こ~が選ぶ 《ブログ》マイベスト3



おわりに
いかがでしたか。サポーター目線の発信だからこそ感じることができるJリーグやガンバ大阪が持つ魅力があったのではないでしょうか。それは僕達サポーターが一番このコンテンツを理解し、愛しているからだと思います。技術や専門知識があるプロでも発信できない温かみのある作品が増えることでサッカー文化が豊かになって欲しい。そう願ってこの記事を書きました。これを読んで頂いた皆さんにとって何かアクションを起こすきっかけになれば幸いです。
