試合前、倉田秋選手が「今年のターニングポイントになる」
だからこそ、
サポーターの気持ちがこもった手拍子が響き渡るスタジアム。
しかし、結果は1-2の逆転負け。
これまで重要な試合の敗戦は何度も経験してきた。ただ、
今回は違う。苛立ち。失望。重過ぎる敗戦に、
「もう考えるのやめよ」
試合後、悔しくて情けない敗戦を繰り返し思い返して、
「たかが趣味なんだから」
「ガンバが負けても給料下がらないし」
……なんて。現実逃避。サポーターのアイデンティティである“
「選手はクラブを変えられるけど、
定番の愚痴である。
「サポーターは趣味だけど、選手は仕事」
「ガンバが負けたら給料が下がる」
さっきまで応援していた相手は「もう考えるのやめよ」
ガンバに自分を重ねている場合ではない
何度か書いているが、
「俺も頑張ろ」
ダービーに至るまでの直近2試合は結果・内容ともに厳しいものだった。多くの批判を見聞きしたし、
一方で、私は擁護とも取れる発信を続けた。
今日の大敗でダービーにむけてクラブへのエンゲージメントはむしろ高まった。厳しい状況の時こそ団結が必要。普段は厳しい批判もチームのためやけど、ダービーだけは一旦我慢して、一体感持って、サポーターがつくるスタジアムの雰囲気で圧勝したい。2019年以来の無制限ダービー。やるしかない。
— ロスタイムは7分です。 (@7additionaltime) July 9, 2022
私のツイートを見て「ぬるい」「綺麗事はやめろ」
そして、その先にあったダービー2連敗。
「クソが……」
試合終了後に罵声を飛ばしたかったのは、隣に座っていたオジサンだけじゃない
ポジティブがポジティブを生むとは限らないのが現実だ。ただ、
「サポーターも頑張ってるし、俺も頑張ろ」
選手の勇気になりたい。2022シーズン後半戦はそういう順番なのだろう。選手の力になる可能性があることを1つでも多く。今はガンバに自分を重ねている場合ではない。
ダービーの日、いつも以上に手拍子をしている自分がいた。
「今まで全力でやれてなかったな……」と、
“負けてはいけない試合”に負けた後に進む道はきっと険しい。
結局、