「煮干中華そば専門 煮干丸」(NACK5スタジアム大宮)

メディア寄稿実績

川越の人気ラーメン屋「中村屋総本山」の2号店として2017年大宮駅にオープン。大宮は人気ラーメン屋が集中するエリアだがジャンルがうまく分散している印象がある。今回紹介する店は「煮干し」ラーメン。煮干しの出汁はどんな料理でも落ち着く。大宮に訪れる度についつい訪問してしまう。

「煮干しつけ麺 宮元」(等々力陸上競技場)

2022年6月20日

お店紹介

「煮干中華そば専門 煮干丸」外観

メニュー

店名:煮干中華そば専門 煮干丸

住所:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-1-5 山中ビル 2F

営業時間:11:00〜15:00/17:00〜23:00

HPはこちら

NACK5スタジアムとは逆側、大宮駅西口から徒歩数分の雑居ビル2Fに店はある。狭い階段を登るとカウンター席のみの小さな店の入口に辿り着く。食券を買って店内へ。メニューは「煮干そば」のみで、《普通》《濃厚》《白醤油》《極濃厚》(17時以降のみ)とお好みの濃度から選ぶ。《極濃厚》以外は共通料金(850円)。麺量は並・中・大から選択可能。そこまで混雑している印象はなく、ランチタイムを外せばスムーズに入店できる。店員の接客は必要最低限。リクエストの返事がないことも度々ある。

食べるべき一品:「極濃厚煮干しそば」(900円)

極濃厚煮干しそば

極濃厚な煮干しスープ

煮干しの苦みを調整している店が多い中で、ガツンと煮干しを最強濃度で味わえる幸せがある一品。伊吹山の超高級いりこが大量に使用されたスープはエグ味こそ旨味。写真(見た目)でどこまで違いが伝わるかは微妙ながら、スープを《濃厚》と《極濃厚》の差は結構大きい。

トッピングは青ねぎ、白ねぎ、玉ねぎのトリプルネギーズとばら海苔。煮干し系ラーメンのトッピングは玉ねぎが相性一強状態。100円払って必ず追加したい。

麺は中村屋総本山からの自家製麺。低加水のストレート細麺で固めな食感。柔らかい豚バラチャーシュー2枚も美味いし、テーブルに常備されている調味料「煮干しの内臓エキス」が最高の味変も楽しませてくれる。お腹に余裕がある方は「混ぜ玉」もどうぞ。

まとめ

個人的には埼玉の煮干しラーメンでは「ヌードル&スパイスカレー 今日の1番」とここが2強。駅近、営業時間、ボリューム(並でも食べ応え十分)、混雑レベル……どれも高評価。特に常設調味料の「煮干しの内臓エキス」は他店で見たことがない。ニンニクに匹敵するラーメンにピッタリの味。

ごちそうさまでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。スポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営を経て新聞社へ。社会学、映画、読書、F1、競馬、スポーツビジネス、ラーメンが好き。