「さわやか」一強状態が続く静岡遠征グルメ。安くて美味い。大人数でも入りやすい店内。駐車場完備。支持される理由は多々あるが、その人気ゆえに入店の待ち時間が長くなっている。予約ができない(時間が読めない)点は試合前の訪問において難しさがあるも事実だ。
本記事では予約が可能で、少しリッチにご当地グルメを堪能したい方におススメの店を紹介する。浜松と言えば「鰻」である。
お店紹介

「蒲兵」外観

予約必須
店名:蒲兵
住所:静岡県浜松市中区海老塚1-12-8
営業時間:(昼の部) 11:30~14:00 / L.O.13:00 / 予約優先、(夜の部) 17:00~19:00 / L.O.15:00 / 完全予約制11:00~24:00
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浜松駅南口より徒歩約10分。繁華街から少し離れた場所に「うなぎ」の看板。創業昭和49年の老舗。予約優先の案内になるため、5台分の駐車場が満車であることは少なそう。ランチタイムは飛び込みで訪問可能だが、週末は予約で完売になることが多い。店内には調理の様子を目の前で見ることができるカウンター席と、席の間隔が十分に空けられた形でのテーブル席が12席。静かな店内でゆっくりの食事を味わえる。
お品書きは定番の「うなぎ重」(松・竹・梅)と、ボリューム抜群の「うなぎ二段重」と「うなぎ特盛重」。全てにお漬物・きも吸いが付いてくる。国産うなぎ&炭焼きが堪能できる。
食べるべき一品:「うなぎ特盛重」(4,440円)

「うなぎ特盛重」

こちらは「うなぎ二段重」(4,000円)。白米の中にも鰻が仕込まれている

きも吸い
抜群の旨さ。「浜名湖周辺から一番おいしいものを仕入れている」という鮮度なのか、職人の技術の賜物なのか、素人舌でも美味さに唸る豊潤な食感。
鰻の感想として定番である「外は香ばしく中はふっくら」の最高峰。調理の様子を覗かせてもらったが、タレをつけてから炭火で焼く際の職人の手捌きは圧巻。季節や気温に応じた焼き加減を変化させているそうで、静かな店内に響く鰻を焼く音が食欲をそそる。
そして、50年受け継がれてきた秘伝のタレが美味い。焼き上げるまでに3回もタレにくぐらせることで鰻に味が染みわたる。鰻なしの「タレごはん」がメニュー化されても売れる。

ヤマハスタジアム
まとめ
浜松市に数ある鰻屋の中で、値段と味のバランスが最も良さそうなので訪問した。その予想は正解だったと思う。満足度高し。「かばへ~」という店名の可愛らしさも良き。
ごちそうさまでした。