「らーめん萬亀」(ソユースタジアム)

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秋田は寒い。温かいものが食べたい。きりたんぽ?稲庭うどん?比内地鶏、横手やきそばという選択肢もある。いや……やっぱりラーメンが最適だろう。秋田駅付近で濃厚系ラーメンを提供する人気店を紹介する。

寒さに震えながら考えた、秋田県スポーツの未来

2019年12月12日

お店紹介

らーめん 萬亀

店名:らーめん萬亀

住所:秋田県秋田市山王新町4-1 サンケイビル 1 F

営業時間:11:00~15:00

HPはこちら

秋田駅から得意のレンタサイクルを駆使して15分程度。ブラウブリッツ秋田のホームスタジアムである「ソユースタジアム」からも徒歩圏内。ちなみに、レンタサイクルの料金は0円という太っ腹さ。秋田駅の観光案内所で手続きをする。秋田駅は行先によってはバスの本数が少ないので、自転車は重宝する。

店の前に数台分の駐車場はあるが、人気店+車社会なので満車状態がデフォルトと考えておくのが吉。待ち時間は土曜日の12時訪問で30分弱程度。1セットで4~5杯作っているようで、回転は悪くない。ただ、一部WEBサイトでは「秋田市で一番混んでいる店」との情報もあり、時間には余裕を持った方が安心。秋田価格なのか料金設定は安め。麺量も他店舗平均より多めで、コスパが高いことも人気の秘訣か。「背脂:10円」は斬新なオプション。

食べるべき一品:「濃厚 醤油」(750円)

濃厚 醤油

スープを一口飲んだだけで、すごい店であることを確信した。店内に張り出されている商品説明は「豚骨・鶏ガラを使ったスープ」というオーソドックス(最低限)の情報になっているが、魚介も合わせたダブルスープの旨味が抜群。

背脂をトッピングした影響もあり、スープの温度が下がりにくい点も嬉しい。太麺にはスープがよく絡み、大量トッピングのネギがさっぱりとしたアクセントになっている。濃厚な味ながら食べやすく、完成度が高い。替え玉は細麺になるなど、変化も楽しい。

厚切りの炙りチャーシューも美味。濃厚スープを吸ったホロホロ食感は、一切れで白米3杯いけるレベル。チャーシュー丼(200円)も人気なんだとか。上品な食べ方ではないが、スープを少しかけても美味しそう。質、量、価格……どれをとっても素晴らしい。

まとめ

文句なし。スタジアム付近というアクセスをふまえても絶対行くべき店。某グルメレビューサイトの評価は平凡だったが、自分の直感を信じ、訪問して良かった。駅前や都内で出店したら一瞬で大行列になるだろう。「あっさり」と「濃厚」の間に位置する「ブレンド」も気になるところ。きっと素晴らしいバランスの一品なのだろう。次回訪問時に食べてみよう。

ごちそうさまでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き