「八雲」(レモンガススタジアム平塚)

メディア寄稿実績

平塚駅エリアの最強グルメだった「花水ラオシャン 本店」が例の事件を起こしてしまい、今後の営業状況が不透明となっているタイミングで開拓したラーメン屋。平塚駅には最近「富士丸」も出店するなど麺類激戦区になりつつある。

お店紹介

「八雲」外観

メニュー

店名:八雲

住所:神奈川県平塚市桃浜町23-18

営業時間:11:30~15:00、18:00~21:00(日曜は20時まで)※定休日:木曜

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平塚駅南口。スタジアムとは逆方向に徒歩10分程度。比較的平坦な道なので徒歩圏内だが、レンタルサイクルの利用も便利。店舗横に2台分の駐車場もある。木造の味わいのある外観が特徴。一見何の店か分からないが、ランチタイムは入店待ちの行列ができる。地元では確かな人気を確立している。

店内はカウンターのみ10席。ラジオをBGMにご夫婦と思われる店員さん2名で営業されている。古き良きという雰囲気。料金も食券ではなく、後払い制。メニューはシンプル。醤油、塩の2種類から「らー麺」か「つけ麺」を選ぶ。あとはトッピング。

食べるべき一品:「バラ肉チャーシューメン」(900円)

バラ肉チャーシューメン

とろとろチャーシュー

一番人気だという醤油がおススメ。スープは豚ゲンコツ、鶏ガラに加え、昆布や煮干しを組み合わせたもの。透き通った見た目に隠された深みのある味。「醤油ラーメン」と名称がこの料理を正確に表しているとは思わない。もっと差別化する商品名を付けたい。

トッピングのインパクトも強い。サラマンダーで調理しているバラ肉はとろとろ&ジューシー。箸で持ち上げるのが難しいほどの柔らかさ。メンマは自家製。経験したことのない食感。柔らかくて噛み切りやすいけど、確かな存在感もある。メニューに「めんまらー麺」があるのも納得。

再訪時に注文した「ねぎらー麺」は定番の刻みではなく“長いまま”提供される(下記写真参照)。塩も魚介を感じる和風な濃い味。スープを浸して食べるねぎも美味い。

ねぎらー麺

存在感抜群のねぎ

まとめ

ベルマーレサポーターの友人から推薦は間違っていなかった。平塚駅の新定番グルメになりそうな予感。平塚市はサイクリングの町として有名のようなので、塩分補充という点でも味濃いめの八雲のラーメンはピッタリ。

ごちそうさまでした。

「花水ラオシャン 本店」(Shonan BMW スタジアム平塚)

2019年11月5日
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ABOUTこの記事をかいた人

大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。スポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営を経て新聞社へ。社会学、映画、読書、F1、競馬、スポーツビジネス、ラーメンが好き。