「豚星。」(等々力陸上競技場)

メディア寄稿実績

ラーメンに物足りなさを感じていた等々力陸上競技場エリアにおいて、2015年に開業した待望の美味い店。2021年12月時点で、食べログ「中原区(武蔵小杉周辺)ラーメン」の1位にランクインし、「百名店」にも選出されるなど、同エリアで不動の人気を獲得した。

ピコリーノ

フロンターレカラーに染まる街 -武蔵小杉を歩いて感じた“洗脳”効果-

2017年11月18日

お店紹介

豚星。外観(営業時)

店名:豚星。

住所:神奈川県川崎市中原区木月4-5-20 1F

営業時間:9:00〜24:00

HPはこちら

最寄駅は東急東横線の元住吉。武蔵小杉駅から横浜方面に1駅。駅から徒歩10分程度ところに店はある。店外に看板はなく、店を知らない人はラーメン屋だとは気が付かないだろう外観。店内はカウンターのみ。食べている人(席)の後ろで背後霊のように立ち並び、店員からの着席案内を待つ。土日の夕方頃に行くことが多いが、着丼までは大体30分程度。

提供メニューはいわゆる二郎系。店内には商品別の無料トッピングメニュー(※写真参照)が貼られている。常連らしき人達はトッピングをシンプルにコールしている印象があり、“マシマシ”はないのだろうと思っている。コールに対する店員からの返事はなく、全体的に殺伐とした雰囲気の店内だが、仕様なので気にする必要はない。水(コップ)やれんげの確保方法など、一部ローカルルールも存在するが、周りの人の真似をして対応したい。

また、二郎系店特有の調理方法「ロット制」が採用されており、事実上の飲食可能(制限)時間が存在する。隣席の客が次々に早食いで席を立つので、精神的にも、店員からの冷たい目線的にも、10〜15分程度で食べきれる量やオプションを注文することをお勧めする。その分、回転の早さ(待ち時間が短さ)もある。

「自家製麺 No.11」(味の素フィールド西が丘)

2021年7月30日

食べるべき一品:「汁無し蕎麦(豚4枚)」(1,230円)

汁無し蕎麦(豚4枚)

アブラがよく絡んだ麺

二郎系の特徴のひとつである「アブラ」が大好きなので、これを(スープで薄まることなく)ダイレクトに味わえる汁無しを好んで注文している。写真は「ニンニクアブラカラメマヨネーズ」をコールしたもの。アブラに加え、生卵、ニンニク、マヨネーズのコンビネーションは最強。ラーメン界の銀河系軍団。

麺は普通のラーメンと同じく極太ワシワシ麺で、混ぜるのが重くて大変。味が強いので、完全に混ぜきる前でも美味しく食べられる。二郎系は色んな食べ方術があるが、食べ→混ぜ→食べで地道に完食を目指したい。

麺の中に豚が4枚入っている

そんな風に食べ進めると、麺の中から大きなブタを4つ発掘することができる。これが本当に美味い。サイズとトロトロ食感は二郎系でもトップクラス。店名に「豚」と付いているだけのことはある。

小らーめん(豚4枚)

「限定メニュー」にも積極的であることも同店の特徴で、(食べたことはないのだが)中でも「台湾系」が美味しいのだとか。「豚星。」から独立された方が経営する「豚風。」では、その台湾系メニューが通常メニューとして食べられるそうなので、今度行ってみようと思っている。

追記:「豚風。」訪問

台湾まぜ蕎麦

アブラマシマシver.

まとめ

二郎系の中でもメニュー数の多さ、回転の早さ、豚の美味さが際立つ。応援で疲れた体にはこれくらいのカロリーは摂取したい。1人客も多く、黙食率の高さもコロナ禍ではポイントが高い。

つけ麺も美味い

限定の「冷た~い つけ味汁無し」

ごちそうさまでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き