「日本一有名」と言っても過言ではないラーメン屋。2018年には店長の富田氏を密着取材した映画「ラーメンヘッズ」が公開されるなど、勢いはとどまるところを知らない。業界最高権威「TRYラーメン大賞」では何度も大賞を獲るなど、実力も折り紙付き。「とみ田」出身者が独立して立ち上げる店はどこも軒並み人気店になり、その影響力は全国に広がっている。
お店紹介
店名:中華蕎麦 とみ田
住所:千葉県松戸市松戸1339 高橋ビル 1F
営業時間:11:00~売り切れ次第終了
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柏駅に向かう際に使用するJR常磐線の松戸駅から徒歩数分。格式の高さを感じる高級割烹のような外観。入店は店前に並ぶのではなく、食券購入時に店員から案内予定時間が示されるスタイル。時間ごとにカウンター9席を入れ替えてラーメンが提供される。待ち時間は経験的には平日で2~4時間程度。時間がない方は、平日のみ朝9時半から電話予約も可能。近所にある姉妹店「富田食堂」でも同じスープを利用したつけ麺が食べられる他、「とみ田」系列の二郎系「雷」もある。松戸市のふるさと納税のお礼品にも選ばれたラーメンはお土産も購入可能。お店のラーメンとかなり近い味が楽しめる。
食べるべき一品:「つけめん スープ増 特(440g)」(1,100円)
見た目の美しさで超一流の一品であることが分かる。美しく折りたたまれた麺の艶やかさ。極太の全粒粉麺は、つるつる&弾力のある食感。つけ汁は濃厚魚介豚骨。海苔、ネギ、なると、魚粉の他、中には柏幻霜ポークのチャーシューとメンマも。しつこい濃厚さではなく、麺の甘味と合わさると丁度良く、特盛もペロリ。煮干しやアジなどをスープに使って、24時間以上煮込んでいるのだとか。そんな手間を聞くと、ラーメンにしては高めな値段設定にも納得。お腹に余裕がある人は厳選素材の焼豚トッピングもおススメ。
接客も一流。コース料理が提供されるような手際と適度な緊張感。麺がなくなりかけたタイミングでのスープ割の提案、お土産を渡すタイミングなどお客様ファーストが徹底されており、人気の秘訣は味だけではないことを知った。富田店長は一見強面ながら、生で見ると意外と穏やか。風格も感じた。
まとめ
ラーメン好きなら死ぬまでに一度は行きたい店。スープ割の素材に関するこだわりが店内に表示されている店は初めてだった。美味しい料理は多々あるが、本物は何か違う。調理中の富田氏の表情から、一杯に賭ける魂のようなものを感じた。神が宿るラーメン。お取り寄せ商品の本店再現率の高さも素晴らしく、定期的に購入している。
ごちそうさまでした。
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