営業日時は「月、火、木、金の11時~15時」。Jリーグ観戦ついでの訪問が難しい店ではあるが、とても美味い。大阪を代表する人気ラーメン屋のひとつ。コスパ最強の値段も魅力。
お店紹介
店名:麺や 紡(つむぐ)
住所:大阪府茨木市宇野辺2-1-24
営業時間:11:00~15:00
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万博記念公園駅の隣駅である宇野辺駅から徒歩10分程度。府道14号(産業道路)沿いに店はあるが、駐車場はない。車訪問の場合は近所のコインパーキングを利用する(路駐に関しては店員が厳しく取り締まっている)。営業時間が短いこともあり、常に行列。平均1時間~1時間半程度の待ち時間が発生する。回転はかなり遅め。スープや丼もの完売のリスク回避の意味でも、早めの時間帯訪問が吉。店内はカウンターのみの9席。メニューは2種類+ご飯もの。こってり系の「熟成らーめん」と、あっさり系の「淡成らーめん」。熟成らーめんの方が完売が早い。
また、多くのレビューサイトでも言及されているが、接客を担当している店員についても触れざるを得ない。強い口調の高圧的な態度でコミュニケーションが取られるので、覚悟を決めて訪問したい。入店を待つ客に対して「道路にはみ出て並ばんといて。車通るから。そこ道路なんですよ?分かる?」「考えて行動しろ!迷惑!」「今から1時間以上は並ぶから。ランチは他の選択肢もあるので」……etc.
入店前に注文を聞かれ、決定に時間がかかっている客に対して怒っている姿を見たこともある。歓迎の雰囲気は皆無。むしろ、帰って欲しいと思っている気も……。緊張感が苦手な方や、ファミリーでの訪問は推奨しない。それでも行列が尽きないのは、味が本物である証拠だが……(ちなみに、店主はとても穏やか)。
食べるべき一品:「熟成らー麺」(600円)
とろみのある魚介系鶏白湯醤油のクリーミーなスープは、まるでシチューのような食感。麺がなくても商品として成立している。お店曰く、鶏のモミジを長時間炊き上げ後に一晩熟成させ、そこに魚介が合わさっている。これは大量生産できない。営業日時を限定している理由なのかもしれない。
もちろん化学調味料の使用も一切なし。こんなに丁寧な仕事(商品)を600円で味わえていいのだろうか。替え玉は非対応なので大盛(+200円)推奨。麺はもちろん自家製麺。妥協がない。現在も日々微調整や改良を重ねているのだとか。
「淡成らー麺」は鶏の胴ガラを炊き上げた鶏清湯スープ。透き通ったは完飲不可避。熟成とは真逆のタイプのラーメンもハイレベルなのは驚き。
ごはんモノのクオリティも高い。おススメはキムチ丼。炙りチャーシューとキムチの相性は抜群。3種類あるごはんものの中では、キムチ丼とメンマ丼の売り切れが早い。
まとめ
希少価値の高さを感じさせる味。普通に並んでいても、他客の行動次第では怒号に巻き込まれるリスクはあるが、マナーの悪い客を確実に注意してくれる安心感と捉えることもできる。味の面では間違いなく名店なので、北摂地域在住で訪問チャンスの多いガンバ大阪サポーターの方は一度食べておいて損はない。
ごちそうさまでした。
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