「八代目 佐藤養助」(ソユースタジアム)

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秋田名物「きりたんぽ」「稲庭うどん」「比内地鶏」「横手やきそば」……1泊2日のアウェイ遠征ですべてを制覇するのは難しい。特に私は全国どこでも一食はラーメンに使ってしまうので尚更。今回紹介するのは、そんな悩みを抱えたサポーターにおススメしたいお店。

お店紹介

八代目 佐藤養助 外観

店名:八代目 佐藤養助

住所:秋田県秋田市中通2-6-1 西武秋田店地下1階

営業時間:11:00~(ラストオーダー20:00)

HPはこちら

秋田名物・稲庭うどんの定番店。店名に“8代目”とある通り、その歴史は長く、創業は1860年までさかのぼる。現在は秋田の他、東京やアジアを中心とした海外にも店舗を構えるほどに成長。今回訪問したのは秋田駅すぐの西武百貨店地下のグルメエリアにある店舗。20名対応可能な座敷も完備している点がサポーター的にもありがたい。人口的な問題なのか、ディナータイムでもさほど混んでいなかった。清潔感のある落ち着いた雰囲気の内装。お土産も充実。

このお店を推薦する理由は看板メニューの「稲庭うどん」に加えて、「きりたんぽ」や「比内地鶏」など、秋田名物料理も食べられるセットが充実していること。秋田の寒さで冷えた体には、温かい食事がありがたい。

都内には銀座などに出店

食べるべき一品:「きりたんぽ鍋つけうどん」(1,700円)

きりたんぽ鍋つけうどん

秋田県でしか食べれない数量限定のオリジナルメニュー。秋田名物のきりたんぽ鍋と稲庭うどんの両方を一度に食することができる。いぶりがっこも付いてくる。

稲庭うどんの光沢のある白の美しさに目を惹かれる。一般的なうどんと比べると、ひやむぎに近い細さで、喉越しや歯ざわりを楽しめる。普通につゆで食べた後は、きりたんぽの鍋につける“つけ麺”スタイルがおススメ。鍋は火にかかった状態で提供されるので、うどんを入れても冷めにくいのが嬉しい。きりたんぽは(近い料理である)ほうとうよりお米感が強く、甘めの味付けの鍋スープのエキスも吸って子供が喜びそうな味。

まとめ

新幹線、飛行機どちらで訪問するにしても起点となる秋田駅から徒歩圏内という場所や、チェーン店らしいテキパキ感ある接客もポイント高し。そして、なによりリーズナブルに秋田名物を1食で2つも楽しめる点が魅力。“濃厚”“ジューシー”“ボリューム”を求める身としては少しインパクトに欠けるが、観光定番飯として及第点。

ごちそうさまでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き