ガンバサポーターが選ぶ!2019シーズンマイベスト

メディア寄稿実績

昨シーズンに引き続き、ガンバサポーターが自らの作品からシーズンを振り返る企画の第2弾。サポーターにSNS上での情報発信を促す「ガンバ写真部」の発足など、サポーターによる情報発信の重要度は増すばかり。クラブもサポーターとの共創を意識していることをインタビュー記事で公表しています。「ファンベース」という言葉で最近よく語られる、「起業と顧客(ファン)」の関係の進化の波は、サッカー界にも届きつつあるのかもしれません。

サポーターによる情報発信や、主体的な活動がサッカー文化を発展させるはずという期待を込めて、今年も“マイベスト”を紹介します。

ガンバサポーターが選ぶ!2018シーズンマイベスト

登場人物紹介

昨年に引き続き「写真部門」はおとがみさん。私が学生時代だった頃から十数年の付き合いがあり、弊ブログ写真の多くは「©おとがみ」です。SNSを中心とした作品発表が好評で、おとがみさんに写真撮影のコツを教えてもらっているサポーターも多いのだとか。

そして、僭越ながら「ブログ部門」は弊ブログのものから選びました。大学生の頃に開始したブログは、今シーズンで14年目に突入。ここまで続けてこれたのは、読んでいただける方がいるからこそ。これからも試行錯誤を繰り返し、変化しつつ継続できればと思っています。どうぞ宜しくお願いします。

おとがみが選ぶ 《フォト》マイベスト3

フォト
第3位「J1第28節 コンサドーレ札幌戦」
おとがみ
金Jで名古屋戦以来、久々のゴール決めた宇佐美選手。このゴールから終盤戦は少しずつ本来の頼れるエースになりました。
こ~
大量得点で勝った試合ですね。ゴール裏はお祭り騒ぎだったことを覚えています。今年はキャンプから好調なので得点王に期待です。
フォト
第2位「J1第1節 横浜F・マリノス戦」
おとがみ
2019年の記念すべきガンバ開幕ゴールは小野瀬!2020年は仲良し弦太も残留して小野瀬とともにガンバにタイトルを。
こ~
今シーズンオフの主役でもある2人。この2人が同じチームでプレーする残り時間は限られているのかなとも思うので、2020年はタイトルにチャレンジすべき一年ですね。
フォト
第1位「J1第12節 セレッソ大阪戦」
おとがみ
倉田秋のダービーゴール!この試合までチーム状態が最悪だった事、抜擢された髙尾くんと髙江くんが秋に繋いだゴールだった事、相手がお隣さんだった事も含めて最高の瞬間でした。
こ~
2019シーズンはこれでしょうね。キャプテンマークは巻いていないながら、リーダーとしてチームを引っ張る秋の頼もしさはガンバサポーターの誰しもが評価しているはずです。漢ですね。

こ~が選ぶ 《ブログ》マイベスト3

ブログ
第3位「1失点完封の罠 -なぜガンバはこんなにも自分みたいなのか-」

1失点完封の罠 -なぜガンバはこんなにも自分みたいなのか-

こ~
我ながらメンヘラ感あるな(笑)。サポーターブログってエモい内容が読まれる傾向があるんです。そこを意識しつつ、最近は「自分とガンバを重ねる」書き方が自分の中で流行ってて、その代表作ですね。
おとがみ
中々勝ちきれなかったこの頃のガンバの弱さと、自分自身の弱い面をリンクする辺りが、こーさんらしいなと思ったし、なるほどと考えさせられました。自分もこの記事に同感する事は多々あり、大好きなガンバ大阪と一緒に自分自身も成長出来たらいいなと思います。
ブログ
第2位「田中達也選手に対するブーイング -理解と違和感の間で-」

田中達也選手に対するブーイング -理解と違和感の間で-

こ~
2019年“負”のハイライトである田中達也選手の移籍。彼の移籍に関しては、あまりにもサポーターの見解が批判に偏っていると感じたので書きました。私は社会学を好きで勉強しているのですが、この学問の好きなところは多角的に物事を捉えようとする姿勢。その姿勢はサッカーにおいても持ち続けたいと考えていて、それが少し出ている記事だと思います。
おとがみ
タナタツの移籍については、突然の事もあり、最初は自分も感情的になってイライラしましたが、たしかに若手にとってはチャンスが増えたし、ポジション争いした小野瀬が凄い男だと再認識したし、お互いの考え方が違ったから仕方ないかなと冷静に考える事も大事だなと考えさせられた記事です。
ブログ
第1位「福田湧矢、不遇を越えて -大阪ダービー2019-」

福田湧矢、不遇を越えて -大阪ダービー2019-

こ~
2019シーズン最大の発見は福田選手。主力とはいえない立場ながら、彼のプレーにはやたら心が揺さぶられます。可愛らしいキャラクターはもちろん、学生時代からガンバのことが好きだったことや、2018シーズンの開幕スタメン→U-23での不遇の時期を過ごしたというストーリーも彼に惹かれる要素の1つ。2020年のユニホームは14番にしました。今シーズンは覚醒の年になると予想しています。
おとがみ
この記事が去年個人的に一番好きだった記憶。ダービーの勝利に福田君の活躍をフォーカスした時点で…こーさん、さすがです(笑)。ガンバに入りたいという夢を叶えた福田君が、ダービーでチームのために戦ってる姿には本当感動しました。自分も2020年のユニフォームは彼にします。
ブログ
番外編「儚さの先にある未来 -2019ルヴァンカップ決勝観戦記-」

儚さの先にある未来 -2019ルヴァンカップ決勝観戦記-

こ~
2019シーズンで一番読まれたのは、ルヴァンカップ決勝について書いたこの記事でした。昨シーズン一番感動した試合でもあります。記事のテーマは「偶然性」。サッカーは必然性だけで語れるスポーツではなく、コントロールできない儚さとどのように向き合っていくべきなのかを考えざるを得ない試合でした。

おわりに

弊ブログのコンセプトでもある“サポーターだからこそ”の視点や、作品がJリーグ観戦をより楽しいものにしてくれると信じています。情報過多の時代で、仲間(サポーター)の口コミはプロモーション的にも今後ますます重要度が上がってくるはずです。

2020シーズンもいよいよ開幕。今シーズンも“撮りたくなる““書きたくなる”シーンにたくさん出会えることに期待しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き