ヴァンフォーレ甲府の多様性と無策のガンバ

我々サポーターの声援が試合内容とシンクロしていると感じる時がある。声援量が上がればチームは攻撃的になる……ような気がする。上西小百合先生に言わせれば「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく」で一蹴だろう。声援(応援)はある意味で信仰だ。信じる者は救われる……そう思って毎週スタジアムに行っている。今週は甲府へ。

で、甲府サポーターのこと。

ヴァンフォーレ甲府は守備的な戦術で戦うクラブだ。監督が変わっても最終的には堅守速攻のサッカーに回帰している。守備的なサッカーを「つまらない」とするガンバサポーターとは違うメンタリティを甲府サポーターは持っているように見える。耐えて耐えて耐えて耐えて……数少ないチャンスにかける声援。我慢した時間が長いほどカタルシスは大きい。

話題のかりそめ天国看板

選択肢の豊富さ

ピッチ上は守備的でも、オフザピッチでは攻撃的なのが甲府のスタイルである。アウェイサポーターも対象とした抽選会、ハーフタイムの花火、モノマネタレントショー、ゆるキャラ、ご当地グルメ充実のスタグル……。そうした多様性の象徴が企業広告の看板で、話題の「かりそめ天国」看板の姿も。何がきっかけでファンになるかは分からない。重要な企業努力だと思う。

一方、ガンバのサッカーは多様性とは真逆の道を進んでいる。甲府のカウンター狙いに無策で敗戦。典型的な甲府戦の負け方。完敗の内容に失望した。数少ないポジティブな出来事はガンバの敗戦(ホームクラブの勝利)によって、いつもは混雑するスタジアムからの帰り道に渋滞がなかったことくらいだ。

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駄文系サポーターブログ管理人。“サポーター目線”をコンセプトにJリーグやガンバ大阪に関する雑記、全国のラーメン食レポなどを執筆。10年間の衛星放送会社勤務を経て、サッカーメディア編集者に転職。筑波大学大学院でスポーツ社会学を研究(修士号取得)。趣味は炭水化物抜きダイエット。好きな食べ物はカレーライスとラーメン。ツイッターID:@7additionaltime