ファン感謝祭で長谷川健太監督にシュートを教えてもらった話

サポーター歴も長くなると、それなりに様々な経験をしている。ACLワールドカップでの海外遠征やCWCも経験したし、今年から始まったJ3参入(U-23チーム編成)では沖縄など、アウェイ遠征では未訪問の土地を訪れることもできた。もう十分過ぎるほどサポーターライフを満喫している。ただ、まだ経験した事がないイベントがある。ファン感謝祭……通称「ファン感」である。

先に自身のスタンスを表明しておくが、私はファン感のアンチである。選手達が踊ったり、女装したりすることの必要性が理解できない。選手達のあの姿を見て楽しめない。Jリーグクラブのファン・サポーターへの感謝を示す在り方として正しいのか……と。

そんな私が今年、初めてファン感に参加しようと思ったのには理由がある。ファン感内で開催されるある抽選制のイベントに当選したのだ。その名も「男のFW講座」。吹田スタジアムの芝生の上でボールが蹴れる。サッカー少年の気持ちを忘れていない私にとって、それは非常に魅力的なイベントであった。

「男のFW講座」受付ブース

心の距離が近づくイベント

やる気満々でガンバ大阪のトレーニングウェアに身を包み、藤春モデルのアンブロシューズを履いて、参加条件である「サッカーボールを持参」して、いざピッチへ。

「男のFW講座」はピッチでボールを蹴れるだけでも嬉しいのに、なんと長谷川健太監督と長沢駿選手から直接指導を受けることもできるのだ。イベントの冒頭、健太監督から「昨夜の試合でも得点取れなかったのですが……本当に教えてもらいたいですか?」と自虐ギャグで参加者の掴みはオッケー。健太監督も大阪で過ごす時間が長くなって、関西のノリを完全に理解したマネジメント能力をサポーター相手にもいかんなく発揮していた。

スケープゴート -ガンバらしさを失った原因は本当に長谷川健太監督にあるのか-

去り際の美学 -長谷川健太監督の退任スピーチによせて-

イベント開催中は、汗だくになりながら参加者一人一人の目を見てコミュニケーションを取る健太監督の姿が印象に残っている。「体の角度」「DFの視野から消える動き」など、アドバイスが本格的だったあたりに健太監督の真面目さを垣間見た。ちなみに、参加者にサッカー未経験者が多いのにも関わらず「クロスからボレー」という難易度の高いメニューを実施したのはボケだったのだろうか。とにもかくにも、直接Jリーグのトップクラスの監督に指導を受けられた時間はとても楽しいものだった。

長谷川監督が直々にクロスをあげてくれる

きっとそんな健太監督の姿勢に心を動かされた参加者は多かったはず。健太監督にシュートを誉められた時は素直に嬉しかった。これまでサッカーを頑張って続けてきて良かった。短い時間だったが、十分アピールは出来たと自負しているので、夏のマーケットで獲得オファーがあるかもしれないと密かに期待している。

初参加のファン感はとても楽しかった。直接コミュニケーションを取ることで監督や選手を応援したい気持ちが高まるし、批判する際も配慮の気持ちが生まれる気がする。観客席は集団心理も働いてブーイングを飛ばしてしまいがちだが、こういうイベントに参加することでクラブを近い存在として捉え、これまで以上に誠実に向き合えるようになる気がする。

皆さん、ファン感オススメです。

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駄文系サポーターブログ管理人。“サポーター目線”がコンセプト。Jリーグやガンバ大阪に関する雑記、ラーメンを中心とした全国のグルメ紹介記事などを執筆。10年間の衛星放送会社勤務を経て、サッカーメディア編集者に転身。筑波大学大学院でスポーツ社会学を研究(修士号取得)。趣味は炭水化物抜きダイエット。好きな食べ物はカレーライスとラーメン。ツイッターID:@7additionaltime