危機感は疲労感に勝る -前節の惨敗から立て直した要因-

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予め断わっておくが、私はシーズン前から“手の平を返す”スタイルで今シーズンを応援すると宣言している。前節の反省が活きたのか、今節の3バックは素晴らしいものだった。マッチアップが明確になっており、選手個々の戦う気持ちが発揮されやすい対戦相手だったようにも思えた。

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危機感はハイパフォーマンスにつながる

悲惨な内容のゲームから中3日、鬼門アウェイで完勝劇があることを誰が想像できただろう。「危機感が疲労感に勝った」ということだろうか。オシム氏の名言「肉離れ?ライオンに襲われた野うさぎが逃げ出すときに肉離れしますか?準備が足りないのです」を思い出した。前節の敗戦の最大原因だとされる3バックを継続するという判断に対して、前向きな姿勢で試合に挑んだ選手達のメンタリティはすごい。ピッチから学ぶべきものは多い。

やはりメンタリティが、勝敗に直結する部分が大きいのだろうと感じる。高い危機(緊張)感を継続するのは安易ではないが、レギュラー争いなど、長谷川監督には上手いマネジメントでチームを活性化して欲しい。

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1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学(社会学部)卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。Jリーグオンデマンドアプリの開発等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ領域の修士号を取得。現在はサッカーメディア会社のライターとして活動。Jリーグのビジネスに関する記事を中心に、選手インタビュー、企業タイアップなど様々な媒体への寄稿を行っている