「味仙」(豊田スタジアム)

メディア寄稿実績

こんなことがあるのか……。マスクから跳ね返ってくる自分の息で肌が傷む。激辛ラーメンを食べ終わってから10分……唇は腫れ、鼻水は止まらない。辛さの基準が日本の常識を超えている。名古屋を代表する人気中華料理店は破壊力抜群だ。

お店紹介

「味仙」(JR名古屋駅店)外観

代表的なメニュー

店名:台湾料理 味仙

住所:名古屋市中村区名駅1-1-4(JR名古屋駅店)

営業時間:11:00〜23:00(L.O.22:00)

HPはこちら

1962年創業。元祖「台湾ラーメン」の店。本店は今池。夜営業のみ。利便性が高いのはJR名古屋駅店。「うまいもん通り」の奥。ランチ営業あり。開店前から入店待ちの列ができる。Tシャツなど「味仙グッズ」や「お土産」も発売されている。

今池本店の外観

食べるべき一品:「台湾ラーメン(生卵入り)」(930円)

台湾ラーメン

唐辛子の量がすごい

とにかく辛い。それに尽きる。写真の通り唐辛子の量が尋常ではない。店がアピールする「辛さの裏にある旨味」に辿り着くまでは戦い。生卵のオプションを駆使して乗り切りたい。

個人的には「名古屋メシ=白米が進むメシ」と定義している。本記事で紹介している台湾ラーメンも「ひつまぶし」「味噌煮込みうどん」とはまた違った意味で当てはまる。具材であるミンチ、ニラ、ネギ、モヤシをオンザライスしても美味しく食べられる。

ちなみに辛さの衝撃はラーメンより手羽先の方が上。「世界の山ちゃん」の味を想像して食べたので、一口目は驚きの辛みでむせてしまった。

手羽先

名物のひとつ「ニンニクチャーハン」

大人気「青菜炒め」

中華の王様「北京ダック」

注文から提供スピードの早さも味仙の魅力。店員さん曰く、各メニューごとに調理担当がいるらしく、常に同じものを作り続けることで効率化が図れているとのこと。

まとめ

とにもかくにも辛さのインパクトが強い。辛さに強いサポーター仲間はその先にある旨味を評価していた。不思議な中毒性があるので複数回利用しているお気に入り店。無論、辛くない料理もある。店舗によって味が違うのも面白い。本店は常に大行列だが座席数が多く、回転も速い。

ごちそうさまでした。

追記:新橋店訪問

名古屋の味が忘れられず、新橋店を時々訪問している。台湾ラーメンの種類が豊富で新橋限定メニューも提供されている。全体的に味仙の特徴である“辛さ”は健在。万人受けするものではないと思うのだが、常に盛況。

「味仙」新橋ビル店

Digiprove sealCopyright protected by Digiprove
人気記事紹介

ABOUTこの記事をかいた人

大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。スポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営を経て新聞社へ。社会学、映画、読書、F1、競馬、スポーツビジネス、ラーメンが好き。