ゴール裏の拍手は何を意味しているのか?敗戦を認める悲しさ
チームに対する期待値が下がっている、ということだろう。 完敗に終わった鹿島アントラーズ戦。試合終了直後の率直な感想は「よく頑張った」だった。納得感が含まれている感情だ。負けた試合にも関わらず……。「頑張った」の中身をもう…
チームに対する期待値が下がっている、ということだろう。 完敗に終わった鹿島アントラーズ戦。試合終了直後の率直な感想は「よく頑張った」だった。納得感が含まれている感情だ。負けた試合にも関わらず……。「頑張った」の中身をもう…
ブーッ。ブーッ。ツイッタ―の通知音が鳴り続けている。 「○○さんがいいねしました」 「△△さんがリツイートしました」 ガンバ大阪U-23に対して「負け続けていたとしても、選手たちを信じている。だから、北九州まで応援に行っ…
サポーター活動に最も夢中になっていた時期は観光地に目もくれず、家とスタジアムを往復するアウェイ遠征を繰り返していた。 「遊びに来てるんじゃねぇ!俺は戦いに来ているんだ」 恥ずかしながら、わりと真剣に思っていた。 ただ、時…
済南、広州、上海に続く、今回のアウェイ中国ACL遠征の地は南京。“中国革命の父”である孫文が永眠する場所である。 孫文が「中国人は砂の民である。石にも、まして岩にもなり得ない民族である」という言葉を残し、中国人の団結力の…
先日、久しぶりにサッカー日本代表の試合を観戦した。無論、私も1人のサッカーファンとして応援を楽しんだが、日本代表に関しては“第三者目線”で観ている時がある。言い換える。日本代表に関しては「We」ではなく、「They」とし…
「来週の試合、参戦する?」 サポーター間でよく使う台詞である。観戦ではなく、“参戦”という言葉を使うあたりに「遊びではなく、スタジアムには戦いに行くんだぞ」という意識高い感を醸し出せていて素晴らしい。サポーターはイタいく…
高校サッカー選手権を観戦しに等々力競技場へ向かった。お目当ては2017年シーズンよりガンバ大阪へ入団が内定している東福岡高校・髙江麗央選手。生でプレーする姿を初めて観たが、状況判断に優れた好プレーヤーだった。スピードがあ…
試合後、肩を落とす選手達を拍手で迎い入れる川崎フロンターレサポーターを眺めていた。 この試合をもって退任する風間八宏監督へ感謝を示す横断幕が掲げられ、退団する大久保嘉人選手の挨拶に涙する……あの光景に対して「ぬるい」「サ…
「マニアがコンテンツを潰す」という格言は、様々な業界で有効らしい。応援歴の長いファンがライトファンに排他的な態度を取ったり、コンテンツ側がコアファンに配慮をし過ぎて、新規ファン開拓を怠ったりすることで、業界が衰退する問題…
サポーター歴も長くなると、それなりに様々な経験をしてきた。 ACLやワールドカップでの海外遠征、クラブワールドカップでマンチェスター・ユナイテッドとの試合は興奮したし、今年から始まったJ3参入(ガンバ大阪U-23)では沖…
試合終了後、メルボルンまで駆け付けたガンバ大阪サポーターはある選手のチャントを歌った。その選手は試合に敗戦していたこともあり、笑顔は見せないながらも、観客席に向けて手を上げて応えた。この数秒のコミュニケーションで十分だっ…
21時発の帰国便を待ちながら、上海浦東国際空港のカフェでこの記事を書いている。羽田空港の到着は深夜予定。始発まで空港内で過ごし、そのまま出社する予定。社会人としては失格の行程だ。それでも海外遠征はやめられない。今遠征でも…