油断をすれば健康診断で「軽肥満」と判定されるような中途半端な体型の私だが数年前からパーソナルトレーナーを付けている。ジムに通い始めた当初は担当してくれるトレーナーのためにも結果を出すことに一生懸命で、トレーニング(身体計測)の前日は断食をしてまで体重をコントロールをした。

今は違う。

一定の結果が出た後はマンネリだ。トレーニング前日でも炭水化物を摂取するし、トレーナーにも「昨日、王将で大盛炒飯食べた」と平気な顔をして話す。トレーナーは笑顔でツッコミを入れる。そこに緊張感はない。人間関係的には進展だが、トレーナーと会員としての関係は明らかな後退である。

長谷川健太監督とガンバ大阪

この関係も同じようなものだろう。最初は新鮮だった守備戦術への学びに貪欲になれた。その結果、三冠という成果も得た。ただ、その後は……ご承知の通りである。緊張感をもって挑まなければ実現できなかったことを“こなせる”ようになった。飽きも生まれ、攻撃サッカーへの想いを募らせる日々。結果も出なくなって、やる気も出ない。負のスパイラルである。

私も最初はハードに感じたパーソナルトレーニングに慣れが生まれた。それなりに体重を落とせたので解禁した炭水化物が美味しくて節制が効かなくなった。一定量のトレーニングさえすれば今の体重はキープできることを体が覚え、更なる体の絞り込みを目指さなくなった。目標を見失った。考えてみれば仕事も同じような状況だ。社歴も長くなり、知らないことが減った。上司のツボが分かってきてことで、そこばかりを意識し、自分の考えが消えた。「働き方改革」を隠れ蓑に興味がない仕事は高みを目指さず、最低限の責任を果たすことに終始している。

ガンバと私の人生に刺激を

いわゆる「茹でカエル」状態である。その先に未来はない。川崎フロンターレのような志が高く、やる気に満ち溢れている人と仕事をすると危機感を覚える。好きなことを突き詰めないと戦えない。

ガンバ大阪は監督を代えた。マンネリを打破するだめに劇薬が必要だった。変わることは進むこと。自問自答を経て、攻撃サッカーへ。

私も生活に刺激を入れる。来年度からスポーツビジネスを学びに大学院に通う。少しずつ始めている商業ライティングも本格化させる。この生活の変化で自分のキャリアを好転させる。

だから、ガンバの挑戦に勇気をもらいたい。応援する。ピッチ上の彼らに自分を重ねながら。




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ABOUTこの記事をかいた人

一日中サッカーのことばかり考えているダメサラリーマン。東京在住の30代男性。衛星放送の会社に勤務しつつ、大学院でスポーツを勉強中。アウェイ遠征時は御朱印をもらってからスタジアムへ。炭水化物抜きダイエットを実施中。好きな食べ物はカレーライス。