「MENクライ」(国立競技場)

メディア寄稿実績

北品川の人気店「和渦」のセカンドブランドとしてオープン。ラーメン雑誌に掲載されていた“ジャンキー”なビジュアルに一目惚れし、ずっと訪問したかった店。オープン初年度から「百名店」にも選出されるなど、多くのラーメンファンを“面食らわ”している。

お店紹介

店名:MENクライ

住所:東京都 港区 芝 1-3-4 山谷ビル 1F

営業時間:11:00~14:30、18:00~22:30

HPはこちら

東京モノレールへの乗換駅として、アウェイ遠征の際に利用頻度の高い浜松町から徒歩7~8分。ラーメン激戦区であるこのエリアで、2021年のオープン直後から高い評価を獲得している。暖簾に「麺食らいやがれ」と書かれてあるので、店名の由来は多分そこから。

店内は横一列のカウンターのみで、1人飯に最適。「玉子かけごはん」(50円)をはじめ、白米系メニューがなぜか安い。ビジネス街なので、平日お昼は混雑するが、ピークタイムを外せば比較的スムーズに入店可能。スタッフ数が多く、回転も早い。

食べるべき一品:「特製油そば」(1,300円)

特製油そば

特製油そば(混ぜたあと)

最大の特徴は何と言っても極太幅広麺。最近ラーメン界で流行り始めている“もち小麦”「もち姫」を用いた(少し「春よ恋」も使っているらしい)100%手打ち式の自家製麺で、水回しから切り出しまで手作業。刀削麺のような加水率高めなモチモチ食感をラーメンでも楽しめる。

その特徴を最大限楽しめるのが「油そば」で、“特製”を選ぶと「チャーシューワンタン(2個)」と「味玉」(味が濃い《マキシマムこい玉子》を使用)もトッピングされる。デフォルトでついてくるチャーシューはモモの吊るし焼き。タレには背脂や海外の醤油もブレンドされジャンキーな味わい。癖になること間違いなしの味。ラー油とお酢でお好みに味変も。

鶏と煮干しの旨味を感じる「醤油ラーメン」もおすすめ。

醤油ラーメン

まとめ

TRY 2021-2022「汁なし部門」新人賞第1位は伊達じゃなかった。刀削麺好きとしては「まるえ中華そば 巣鴨」など、都内に極太手打ち麺の人気店が増えるのは嬉しい。「和渦」の3号店として、2022年に蒲田駅に油そば専門店としてオープンした「メイドインヘブン」にも行きたくなった。

ごちそうさまでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き