【ACLアウェイ遠征記】意外な展開!?親日アウェイを経験して -FCソウル戦-

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我ながら変わった趣味だとは思うが、ACLでの海外アウェイでは「反日感情」を期待している。石を投げられ、中指を立てられることで自分がアウェイサポーター(日本人)である自覚が強くなる。ナショナリズムを煽られるとはそういうことなのだろう。Jリーグにはない経験をしたいのだ。

しかし、中国の一部地域を除いて、そうした経験ができる可能性は低い。韓国はクラブレベルの戦いにはあまり興味がないという印象を受けるし、街を歩いていて感じるのは、むしろホスピタリティの高さなのだ。反日感情など存在しないのではとすら思う。

最高レベルのスタジアム

親日アウェイ

商売とはいえ、ソウル市内の飲食店には日本語メニューがあり、店員は簡単な日本語のコミュケーションも可能。私のカタコトの韓国語にも、多くの店員さんが笑顔で理解を示すジェスチャーを示してくれた。スタジアムではFCソウルサポから「エンドウ!ウサミ!」と声をかけられ、記念撮影を行った。

反日感情を全面に出した相手と戦う海外アウェイも悪くないが、隣国の親切を経験するのも悪くない。大阪にアウェイ遠征してくるFCソウルサポーターにも、チャンスがあれば最高のホスピタリティを返したいと思っている。

アウェイの洗礼 -ACL遠征のすすめ-

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1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き