ブラジルより帰国。日本代表は残念な結果になったが、個人的にはワールドカップで「ヤットー!」「今ちゃーん!」と自クラブの選手を応援できるのはとても気持ち良かった。ACLではアジア、ワールドカップではブラジルまで連れてきてもらうことが出来るのはサポーター冥利に尽きる。選手達には感謝したい。人生が少し豊かになった。

今回は「ブラジルワールドカップ」現地観戦の感想まとめ。今後、ブラジルやワールドカップに行く方々の参考になれば。

治安

被害総額0円。正確には注文していポテトフライを無理やり食べさせられたので10レアル。ただ、危惧されていた「盗難」「強盗」「拉致」的な犯罪にまきこまれる事は一度もなかった。観光地にはどこに行っても大量の警備員。また、ブラジル人はフレンドリー。「このフレンドリーの裏には・・・」と警戒したけが最後までフレンドリーだった。

帰国後、日本では各メディアが日本人サポーターのブラジルでの被害を報じていたことを知ったが、それはブラジル特有の事象ではなく、海外旅行につきまとう当然のリスクだろう。個人的には途中からは逆に治安の悪さを必要以上に警戒する姿勢が申し訳なくなるほどだった。財布を4つに分けるなどリスクマネジメントは万全にしていたので拍子抜け。

スタジアム周辺には多くの警備員

移動(飛行機)

国際線はJALを利用したこともあり、リオや経由地のニューヨークのチェックイン担当は日本人だった。少し値段は高いが異国でのストレスが減るメリットは大きい。心配されたブラジルの国内線も遅延なし。搭乗口の変更も1度のみ。また、ブラジル国内どこに移動するにしても日本人がいる安心感もあった。日本戦が行われるナタールへの国内線はほぼ日本人が乗客だったような記憶も…。

有名人との遭遇

往路のニューヨーク→リオの国際線はJリーグ関係者御一行と同じ便。ガンバ野呂社長と遭遇。リオの免税店では城彰二。ナタール空港では名波浩、セルジオ越後、都並敏史。有名人ではないが、ナタール→サルバドールの便内では勤める会社の本部長に遭遇。地球は狭い。

多くのマスコミもブラジルに

コミュニケーション

一緒に行った後輩は「オプリガード」と「ネイマール」しか話していなかった。私は「アミーゴ」と「チャオ」で1週間過ごした。ブラジル人はみんな陽気なのでそれでも通用した。ブラジル人のラテンホスピタリティはワールドカップを開催するに相応しい国だった。道で困っている時に声をかけられた回数は数えきれないほど。「おもてなし」は日本の専売特許ではないことを知った。

陽気なコミュニケーションには何度も助けられた

食事

すべて美味しかった。日本人の舌に合っているのかもしれない。…と言いながら、ハンバーガーチェーン店での食事を連発させた。海外旅行あるある。安心感が違う。ブラジル名物「シュラスコ」は基本的にどこの店も食べ放題だがそれほど食べられない。特に鶏肉を食べたらすぐ満腹になるので注意。

ホテル

男二人で行ったのだが、リオのホテルはラブホテルだった。天井には鏡。ダブルベッド。後輩はソファーで寝させた。ナタールのホテルは窓が閉まらず雨の湿気でベッドが湿気っていた。シャワーは水しか出なかった。また、ホテルの一室がデリヘル嬢の待合室になっており香水の匂いが廊下に充満していた。性欲が強い後輩は真剣に国際試合を検討していたようで、私がそのことをツイッターで呟いたら後輩の彼女から「風俗に行ったら別れます」とメールが届いた。SNS恐い。

ワールドカップ仕様のホテルロビー

インタビュー

日本-ギリシャ戦が行われたナタールで日本テレビからの取材を受けた。試合直前に放送されたニュースで使われたようで多くの友人から無数の連絡が届いた。地上波の影響力はすごい。帰国後、実際にニュース映像を観ると熱っぽく話したヤットのくだりは全てカットされていた。きっと滑舌の悪さが原因だろう。ヤットは悪くない。

お土産

日本-ギリシャ戦が行われたナタールのスタジアムではグッズショップには多くの日本人で溢れかえっていたが、他のスタジアムではもガラガラだった。金額は高い割には購買欲をそそられるものは少なく、品ぞろえの悪さにはガッカリ。定番は「マグネット」。渡した友人は使い道に困ったかもしれない。申し訳ないことをした。

地下鉄

後輩は治安にビビってタクシーを使いたがったが、金銭的にもなるべく地下鉄に乗るようにした。地下鉄ではチャントを歌っている外国人サポーターと頻繁に遭遇した。彼らはチャントを私にも強要してくる。ある時は自国のチャントを。ある時は地元クラブチームのチャントを。私が常に日本国旗を持ち歩いていたこともあり、「ジャポン」コールもしてもらった。サルバドールの地下鉄では地元を本拠地とする「バイーア」サポーターと「ヴィトーリア」サポーターのチャント合戦に巻き込まれた。ヴィトーリアはエブソンの出身クラブなので「エブソン知ってるか?ガンバにいるだろ」とコミュニケーションを図ったが1%も伝わらなかった。アイツはにわかサポーターだ。

コルドバードの丘

両手広げていたキリスト像が立っているブラジルの超定番観光地。残念ながら霧で見えず。景色も見えず。

顔が見えない…

冷房

ホテル、地下鉄、タクシー、空港、ショッピングモール……ブラジルでは冷房の設定温度が低すぎて震えた。ナタールでは、雨の試合観戦→ホテルで水シャワー→タクシー→空港で仮眠→飛行機移動の冷房コンボで風邪をいた。後輩が彼女に持たされていた風邪薬はすべて私のものになった。彼女、ありがとう。

スタジアム

ナタール、サルバドール、リオの3都市のスタジアムで観戦。工事の遅れが指摘されていたが全く問題なかった。入場も持ち物チェックはあるものの比較的スムーズ。スタジアムグルメはスポンサーの関係もあり、地域性をあまり感じられなかったことが残念だった。問題はスタジアムからホテルまでのアクセス。地下鉄が発達している都心のリオ以外は移動に毎回一苦労。ナタールでは日本人サポーターと相談しながら一か八か謎の無料バスに乗車してなんとか到着。サルバドールでは本来事前申し込みが必要であった電車に特別に無料で乗せてもらった。交通インフラの弱さをブラジル人のホスピタリティでカバーしていた。このような臨機応変な対応は日本人はできないだろう。

記念撮影(各国サポーター)

ワールドカップは世界規模の仮装パーティーの一面もあり、記念撮影がそこらかしこで行われている。スタジアムはもちろん、地下鉄、ショッピングモール、空港、ホテル……etc. 他国サポーターと記念撮影をしたい方は日本国旗を持ち歩くと声をかけられる可能性が高まる。人生で一番写真を撮影した1週間になった。良い思い出を残せた。

サポーター同士の記念撮影が盛ん

まとめ

ワールドカップを一言でまとめると「お祭り」。皆、ビールを飲み、変な仮装をして、騒ぐ。ラテン系なブラジル特有の雰囲気だったのかもしれないし、ワールドカップの特徴なのかもしれない。殺伐とした雰囲気がまるでないスタジアムは新鮮だった。

ありがとうブラジル

 




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ABOUTこの記事をかいた人

1日中サッカーのことばかり考えているダメ社会人。ガンバ大阪サポーター。東京在住の30代男性。10年間の衛星放送会社勤務を経て、スポーツを勉強するために大学院に入学。炭水化物抜きダイエットを実施中。好きな食べ物はカレーライスとラーメン。