「松阪牛麺」(パナソニックスタジアム吹田)

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「松坂牛」×「ラーメン」

店の特徴を示す2つのキーワードである。色物系な店を想像するかもしれないが、味は間違いなく本格派。高級肉を使った類似のラーメン屋は他にもあるが、ここは料金設定もほぼ普通のラーメン。話のネタとしても一度は訪問する価値がある店。

お店紹介

松坂牛麺 外観

店名:松阪牛麺

住所:大阪府吹田市津雲台7-5-1

営業時間:11:30~14:30(L.O) 18:00~21:30(L.O)

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大阪モノレールと阪急千里線の2路線が接続する「山田駅」が最寄り駅。パナソニックスタジアムは隣駅。ランチタイムには2~30分程度の入店待ちも。店内はカウンターのみ。水菜、トマトなど珍しいオプションもある。白米メニューも人気。

食べるべき一品:「松坂牛かす麺」(850円)

松坂牛かす麺

一番人気メニューは店名でも「松坂牛麺」。ラーメンの上に松坂牛がトッピングされている。しかし、あえて「松坂牛かす麺」を推したい。スープというよりも「出汁」と表現した方が適切な液体と松坂牛の「牛かす」のコラボレーションは最高。私は二郎系ラーメンのアブラが大好きなのだが、“最高級のアブラ”が楽しめる。松坂牛かすのコクは他ではなかなか味わえないもの。レモンの輪切りでさっぱりとした味変を楽しめるのも嬉しいし、シャキシャキとした水菜の食感も面白い。麺は全粒粉入りの細固麺で蕎麦にも近い風味。

ご飯系のサイドメニューも充実しており、その中でもおススメは松坂牛脂の精製油を白米にかけて食す「ヘットごはん」。濃厚ながらも、軽い舌触りの油は高級牛ならでは。白米との相性は抜群。

その他メニュー:「松坂牛麺」(1,080円)

この店で松坂牛を食さないのも勿体ないということで、看板メニューも紹介。松坂牛は生肉の状態で提供され、上から出汁をかけてから食べる。肉の量が2倍になる「肉盛り」(500円)オプションもおススメ(写真は肉盛り)。

まとめ

ラーメン屋にも関わらず、松坂牛を特徴の1つとしている独特のコンセプトが面白い。客層がファミリーや高齢者など、落ち着いた雰囲気であるのも好印象。千里中央、山田、万博記念公園エリアはラーメン的には人気店の少ないエリアなので、この店の存在は貴重。

ごちそうさまでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学(社会学部)卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。Jリーグオンデマンドアプリの開発等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ領域の修士号を取得。現在はサッカーメディア会社のライターとして活動。Jリーグのビジネスに関する記事を中心に、選手インタビュー、企業タイアップなど様々な媒体への寄稿を行っている