「中華蕎麦 ひら井」(味の素スタジアム)

メディア寄稿実績

とみ田」「ほん田」「はやし田」「やす田」……ラーメン界を席巻する「平仮名+田」軍団。「美味いラーメン食べたきゃ『◯◯田』行けば間違いない」……そんな情勢を変える激旨店が府中市に誕生。その名も「ひら井」。「平仮名+井」は新たな勢力となるのか。味スタ訪問時に是非立ち寄って欲しい店を紹介する。

お店紹介

「中華蕎麦 ひら井」外観

食券を先に買ってから並ぶ

店名:中華蕎麦 ひら井

住所:東京都府中市栄町2-11-7

営業時間:11:00〜15:00(平日)、11:00〜17:00(土日)

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府中駅か国分寺駅からバスで5分程度。近所には府中刑務所や東京農工大学など大きな建物が並ぶエリアにこじんまりと店はある。常に大行列なので店の発見には迷わない。経験的には平日で1時間弱が平均待ち時間。先に食券を買ってから並ぶ。つけ蕎麦は売切れがあるので早めの訪問が吉。

食べるべき一品:チャーシューつけ蕎麦(1,400円)

チャーシューつけ蕎麦(大)

提供時「まずは塩で食べてみてください」と言われる極太ストレート麺は三重県産「あやひかり」、九州産「チクゴイズミ」、北海道産「春よ恋」を使用。もちろん自家製麺。コシの強いモチモチ食感は噛むほどに甘みを感じる。

動物系100%の濃厚スープ

最大の特徴は豚、牛、鷄が使用された“動物100%”の濃厚スープ。最近の人気つけ麺は魚介がブレンドされているものが多く、食べ慣れもあったので、一口目から「なんか違う」と感じさせる独自性があった。その“なんか”を言語化するのは難しいのだが、良い意味で(魚介で)バランスを調整していない味。パワフルな旨味炸裂で中毒性もある。

チャーシューは豚バラ、肩ロース、部肩ロースの3種類。炙られているのでジューシーさ抜群。チャーシューをもっと満喫したい方は「炭火焼チャーシュー丼」もオススメ。

炭火焼チャーシュー丼

平日はつけ蕎麦が売切れになることも多いが、中華蕎麦も美味いのでご安心あれ。こちらもベースとなるスープは同じで、麺は「春よ恋」に加え「はるきらり」を使用した細ストレート麺。個人的にはチャーシュー丼は中華蕎麦の方が相性がいいと感じる。

中華蕎麦とチャーシュー丼

中華蕎麦(大)

まとめ

「店名=店主の名前」だと思っていたが、「ひら井」の店主名は上野さん。「平井堅に顔が似てるから」が店名の由来らしい。店内でラーメンの提供を待つ間、本当に似ているかを確かめてみるのもいいだろう。

ごちそうさまでした。

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1984年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業後、スカパーJSAT株式会社入社。コンテンツプロモーションやJリーグオンデマンドアプリの開発・運用等を担当。2020年に筑波大学大学院でスポーツ社会学領域の修士号を取得。現在はスポーツ系出版社のライター&WEBサイト運営。ビジネス関連のテーマを中心に取材・執筆。F1と競馬も好き