ヴァンフォーレ甲府の多様性と無策のガンバ
サポーターの声援が試合内容とシンクロしていると感じる時がある。声援量が高まりに比例して、選手達の運動量もあがる……気がする。上西小百合先生に聞かれたら「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつ…
サポーターの声援が試合内容とシンクロしていると感じる時がある。声援量が高まりに比例して、選手達の運動量もあがる……気がする。上西小百合先生に聞かれたら「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつ…
試合後、移籍を報告するセレモニー内のスピーチで「アウェイまで遠征して応援するサポーター」や「スポンサー」に対する感謝を口にした律の姿に、U-23(J3)という難しい環境でプレーした経験が活きているのかもしれないと感じた。…
大森晃太郎選手はどのような気持ちで古巣ガンバ大阪戦に挑んだのだろう。 移籍の理由は分からない。ただ、何も不満がなければ移籍しないという前提で考えた場合、「古巣へ自分の価値を示してやろう」という想いがあったかもしれない。ヤ…
サポーター活動に最も夢中になっていた時期は観光地に目もくれず、家とスタジアムを往復するアウェイ遠征を繰り返していた。 「遊びに来てるんじゃねぇ!俺は戦いに来ているんだ」 恥ずかしながら、わりと真剣に思っていた。 ただ、時…
4月中旬の大阪ダービー。 「サクラチル。セレッソ、ガンバ大阪に完敗」 春の終わりに組まれた今年の大阪ダービー。試合翌日の新聞の見出しを予想しながらスタジアムに向かったが……結果は引き分け。ACL(アウェイ)直後という日程…
試合後、田尻選手が泣いていた。 そのことに気がついた時、何に対しての涙なのか分からなかった。1-1で終わった試合において、彼が責任を感じるべきプレーはなく、デビュー戦としては堂々としたプレーを頼もしく思っていたくらいだ。…
予め断わっておくが、私はシーズン前から“手の平を返す”スタイルで今シーズンを応援すると宣言している。前節の反省が活きたのか、今節の3バックは素晴らしいものだった。マッチアップが明確になっており、選手個々の戦う気持ちが発揮…
「家族の事情で帰国」「来シーズンの移籍が内定」……毎年恒例ながら、モチベーション的に難しい時期に開催されるのが天皇杯。特に今年はリーグ戦が11月上旬に終了し、長期中断を挟む難しさもあった。我がガンバ大阪はその中断期間中に…
選手交代を告げられた後、控室に颯爽と走り去った岩下選手の後ろ姿を目で追いながら、控室での姿を想像する。壁を殴っていたかもしれないし、涙を流していたかもしれない。あることないことを妄想しながらサッカー観戦を楽しめるのは、サ…
ガンバ大阪U-23の活動1年目も終盤戦。厳しい試合内容が続いている。イージーミスも多く、勝負所を理解していないプレーが目立つ。結果が出なければ観客数も減り、閑散としたスタジアムも影響するのか、緊張感を感じさせないピッチ上…
結果的にはその失敗で優勝を逃す形となってしまった呉屋選手のPK。ただ、将来のエース候補がこの悔しさを糧に成長スピードを速めてくれるのであれば、PK失敗も意味がある。PK合戦で外した選手はえてして号泣する姿を見せるのが定番…
試合終了から約1時間後。私はサッカー漫画の名作「シュート」の舞台である掛川市にいた。某人気ハンバーグ屋でサポーター仲間とスタジアムでの思い出を語り合う時間。話題の中心はもちろん堂安律だ。あのアシストはまさに“幻の左”と呼…