家本政明主審への偏見 -横浜F・マリノス戦-

「家族の事情で帰国」「来シーズンの移籍が内定」…毎年恒例ながらモチベーションの維持が難しい時期に開催されるのが天皇杯。更に今年はリーグ戦が11月上旬に終了した事に伴う長期中断を挟むという高難度さ。中断期間中に怪我人も続出。移籍が噂される阿部、大森、岩下はスタメンを外れ、ジョンヤは途中交代。メンバー構成だけでも色々推測してしまう中でチーム一丸で戦う難しさはあったかもしれない。「棚ぼたACL権」の権利を得られるリーグ年間順位4位を獲得していた事も心に隙を生んだ可能性はあるだろうし、「史上初の3連覇」や「吹田スタジアムでの決勝」は選手達にどれだけのモチベーションを与えたのか疑問だ。

偏見にサポートを

「心」を鍛えるのは難しい。だからこそ、サポーターという存在が重要視される。つまり、サポーターの声援が心技体の「心」を支える事ができると想っている。

ヒガシの怪我で出場することになった藤ヶ谷。セカンドGKという出場機会が少ない難しい立場であるが、声援からガンバサポーターが藤ヶ谷を信頼している事が伝わっていれば嬉しい。凡ミスの印象も強いGKゆえにネガティブな偏見とも戦わなければいけない中で、一番身近なガンバサポーターの存在が勇気になって欲しい。今日は藤ヶ谷コールの声量、苦手な足元のファーストプレー後の拍手など良い雰囲気を作れた気がしている。藤ヶ谷をここまで盛り立てる事ができるのはガンバサポーターだけだ。

そして、サポートを必要としているのは選手だけではない。

主審は家本政明さんだった。藤ヶ谷以上に偏見で評価される事の多い彼にこそ必要なサポーターは・・・いない。直近話題になったCS決勝のPK判定の印象が残っていたのであろうが、日産スタジアム内で家本主審の名前がアナウンスされた時の観客席の反応は異常だった。前述のPK判定しかり、偏見が偏見を生む負のスパイラルから抜け出せていない家本主審の苦悩は想像を絶する。

あのふてぶてしいキャラクターは賛否両論で仕方ない部分はある。しかし、家本主審の仕事が正しく評価されていない事も確か。偏見はすぐになくならない。だからこそ、信頼や評価の声もしっかりあげる事が大切だ。主審を孤独にしてはいけない。そんな事を想うクリスマスイブの夜。

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基本的にサッカーのことばかり考えているダメサラリーマン。大阪出身の30代男性。ハンドルネームが全く浸透せず「ロスタイムさん」「ロス7さん」などと呼ばれがち。健康のために炭水化物抜きダイエットを実施中。好きな食べ物はカレーライス。