チームに対する期待値が下がっている、ということだろう。
完敗に終わった鹿島アントラーズ戦。試合終了直後の率直な感想は「よく頑張った」だった。納得感が含まれている感情だ。負けた試合にも関わらず……。「頑張った」の中身をもう少し深堀りしてみる。「勝ちたい気持ちを見せてくれた」「球際で体を張れていた」……考えれば考えるほど、普通のことしか思いつかなかった。そして、冒頭の結論に至る。
つまり、勝利が前提になっていない。相手との実力差を認めているからこそ、敗戦を素直に受け止められている。……悲しい。ただ、事実として、試合内容は圧倒的劣勢であった。4~5失点していてもおかしくない。被シュート数は30本だそうだ。弱い。弱過ぎる。本当はこんな試合を認めてはいけない。
チームは崩壊していると考えて間違いないだろう。長谷川健太監督退任を待つしかない。今節、試合後のゴール裏からは罵声ではなく、拍手が多く送られた。私も拍手をした。しかし、あの拍手はクラブの未来には繋がっていない。
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